コトバは左にサイフは右に・・ | おととひの世界

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「勇ましいこと言うとるのがあまり伸びんな」

「あー選挙のことですか?」

「さよう。ああいう手合いは大阪あたりで
伸びても京都に来るとなかなかなー」

「京都は共産党強いですからね昔から」

「昔30年ぐらい知事やっとったんが
いたなァ。じいさんが御典医やっててな
孝明天皇の謎の最期にたち会うてたらしい
根っからの京都人とは違うけど、そやから
世間一般が知らんこともしっとるわけや」

「あれだけの独裁政権でも
祇園にだけは、結局手が出せんかったです」

「当たり前や。やっぱりそこが頭でっかち
の学者やったな。なんぼ知事かてな
アンタッチャブルなトコはあるんや京都は」

「野中広務さんなんかその辺り上手やった」

「昔小沢一郎が40代で自民党の大幹事長。
飛ぶ鳥落とす勢いやったろ。あの頃な
よう祇園で遊んではったんや。まだ若かった
そうしたらな、野中さんがちょっと呼び止めて

いっちゃんよ。祇園で舞妓あげて
街を手繋いで歩くのもいいだろう
でもね。あの辺りはやることなすこと
すべて民商通じて共産党に報告が行く
もう少し身辺気をつけたほうがいいぜ

そう注意したわけや。そしたら小沢さん
きみわるくなって野中さんを遠ざけた
そのあたり純朴な田舎者やな」

「野中さんて共産党と繋がってるんですか」

「いやいや副知事やったぐらいやから
大抵の連中とは付き合いがある。
全部とバランスよく付き合う。
それができんかったら京都ではナ力ナカな」

「要するに政治力いうことでっか?」

「京都で話し合いながら生きとったらな
どう転んでも最後は政治家になるわな
京都人いうのはフツーに政治的な生きモノや
しかし最近のはちょっとなぁ・・・」

「公党の党首1つまともに勤まらん」

「あれほんまに京都人か?」

「そうみたいですよ。山科やったかな?」

「できれば京都市内で育ちたいな。そしたら
もう少し鍛えられたやろ。20歳ぐらいまで
京都人は勇ましいこと言う奴は好かんもんや」

「共産党や左翼みたいに・・でっか?」

「いやいや、それは口だけやて。
そんな本気にするようなもん誰もおらんて
フランス人がな・・
20歳で左翼でないものはバカだ。
しかし40歳で左翼の奴はもっとバカだ。
とか言うとるやろ。エレガントでいやらしいな
あれに近いな・・・」

「心は左に財布は右に・・もフランスやし」

「コトバは左に・・いうのが京都人なんや
どうや、雅で奥ゆかしいなぁ?」

「心は本当はイケズなんですよね京都人は」

「それは青いな。京都人の基本心得として
勉強不足やぞ。京都の町衆(マチシュウもといチョウシュウ)いうんはな。弱いものイジメする奴。
威張る奴。あと権力を笠に着るやつな。
こういうモンみると野良猫めっけた
狆コロみたいに力ーッと闘争心湧くねん。
それでみんなで用意周到にな、
わからんように真綿で首絞めるように
そいつを楽しみながら潰すねん
世間やと浪花節言うけどな
そのあたりの侠気いうたら大阪モンの
比やないで。ともかく徹底的やからな。
睨まれたらもう少なくとも洛中では生きられん」

「恐ろしい所ですね京都いぅトコは」

「なあに、そんなもんろくでなしに
決まっとるやん。ろくでなしみんなで潰して
何が悪いんや?社会の悪を退治してやな。
社会の結束もまた図れる。めでたしや。
東京なんか見とるとな、世間だけあって
社会いうモンがないやろ。
そこ行くと千年の都やからな。
ちゃーんと社会いうモンがあるわけや。
社会があるいうことはな。そんなかで
暮らしておる者はみんなで面倒見な・・
ということなんや。千年の都の常識や。
そんなこと共産党みたいに、昨日や今日
現れた者に教えてもらわんかてな・・・」

「いいんですか共産党の悪口なんか言うて?」

「あかんあかんあかん・・今の全部忘れてな。
あやつら・・モトイ・・あの衆はな、
京都市内のええ病院はみんな抑えとるやろ。
京大病院もあることはあるけど
いざとなったら府立医大病院・・やからな
医者は偏差値やのうて腕前やからな。
だから金持ちほど共産党系の
病院に寄付しとるやろ。
これは京都特有の傾向やな。
いざとなったら・・.いう時の安心料いうか
罰金の前払いみたいなもんや」

「共産党が強くなっちゃいますよ」

「そんなことあらへんならへん。
あれは衣装箱の中のナフタリンのかけら
みたいなもんで、煮ても焼いても
喰えんけど、なくなると虫がわく」

「つまり信用はしておらんと・・」

「当たり前やろ。コトバは左に・・やねん
ともかく政治的バランス感覚でいうたら
京都人の右に出る者はまァおらんやろなァ・・」