2002年ぐらいからかな?パソコンのCD-ROMユニット。72倍速ぐらいになって、ポリカーボネートでできているCDそれ自体が遠心力でぶっ壊れたという都市伝説ぽい話が流行った。まぁその話は嘘だったんですが、金属とポリカーボネート、そう簡単に壊れないですよ。しかしその中で浮かび上がってきたのはCD-ROMユニット駆動系に使われているブラシレスモーター、要するに無接点の交流モーター。べらぼうに進歩しているということ。直流モータの最後の全盛期ずいぶん力が強くなったけど、重量では3分の1以下になった。しかも接触しているブラシみたいなものはないブラシレスなので、半導体で回転数をべらぼうにあげることができる。
よく中国が輸出制限をかけてくるネオジムね。強力な次世代ですけどそいつを、CD-ROMモーターに付け替えてやる。それにリチウムポリマーバッテリーを使う。するとエンジン飛行機よりも急上昇が可能な強力な飛行機のパワーユニットができる。2002年から3年にかけて、ラジコン飛行機の世界では革命が起きましたね。私が作るどころじゃなかったけど、飛ばしてるところよく見に行きました。電動なんて大したことないじゃんと思ってたらびっくりしましたね。戦闘機もグライダーも、いきなり垂直に上昇していくんですよ。エンジン飛行機だったら確実に失速し墜落ですよ。短時間で一気にハイパワーを出してしまう。その点ではもうガソリンエンジンよりモーターなんですよ。これは自動車でも革命が起きるだろうと思っていたら、慶応大学の理工学部、とんでもない電動自動車作ってますよね。0から100kmまで、フェラーリなんかより全然早い。アメリカのテスラ社のもそんな感じでしょ。
トヨタのハイブリッドシステム。あれなんかまだまだパワーセーブしてるんですよ。ニッケル水素電池。1番安全で堅実。でも充電時間は遅いし、容量はそれほどないし、ハイパワーとも言えない。それでもトヨタが使ってるのは、火災の危険性が1番低いからですよ。オバマ政権になったらだけ叩かれたでしょ。私の邪推だけど、オバマとしてはおそらくビッグスリーみたいなデトロイト的な組合のしきたりやしがらみがないところで未来の電動自動車のメーカーのテストケースとしてテスラ社を育てたかった。だからトヨタに因縁をつけ、トヨタのハイブリッドシステムにリチウムポリマー電池とかリプレイスするのを待ったをかけた。そのあたりが真相ではないのかなと。コンピュータシステムの大幅な換装が必要になるけど、もしもプリウスなんかにリチウムポリマー電池とブラシレスモーターのシステムを積まれたら、おそらくリッター当たり軽く60キロ以上。ブレーキをかけた時の電力回収効率は飛躍的にあがる。アメリカのメーカーじゃ太刀打ちできなくなる。
NASAとかボーイング社、ヨーロッパのエアバス社なんかもすでに航空機のハイブリッド化を始めている。巡航スピードで飛んでる時に充電して離着陸の時に電動アシストやる。ハイパワーなので墜落の危険性は大幅減。航続距離も伸びる。航空燃料は離陸の時に1番たくさん使うんで。それが減れば飛距離が大幅に伸びる。
最近オリンピックやワールドカップの中継に盛んに使われてるいわゆる電動ドローン。すでにAmazonなんか物流に使おうとしているわけだし、ラジコン飛行機のちょっとでかいサイズのやつに本当に人間が1人乗って飛んでいる。5メーター四方ぐらいの大きさです。NASAあたりは人間が乗るカプセルみたいなものの横に、電動ダクテッドファンを
2つ積んで、ほとんどスーパーマン状態で人間を飛ばすシステムとか考えてるみたいですね。昔ジェームズボンド映画に出てきた人間の背中に積むタイプのロケットなんぞより取り扱いがずっと簡単だしずっと安全。かつハイパワーなんだそうです。離着陸はコンピュータがやってくれるんで大丈夫。地上から数百メートル上空まで数秒で行ってしまう。こうなると楽しむどころじゃない。実際に乗ったらかなりの人、失神しませんかね?しかしとんでもない時代になったものです。あのブレードランナーの舞台は2018年。パトカーが空を飛び回ってましたが、そういう時代が来るのも、もうまもなくですね。