凸凹夫婦ラボです。

ウチは、熟年再婚同士。

出逢ったのは、6年前の2020年です。

 

 

いわゆる熟年夫婦のような

「あ・うんの呼吸」には、

全くなれてなくて、

 

日々一緒に暮らしていると、

 

「ええ?」

「まじ?」

「謎すぎる……」

 

ということは、いまだに一杯あります(笑)

 

 

たまに衝突することもありました。

でも今年に入って、コネプラという

コミュニケーションスキルを

学んでからは、


夫婦で大きくぶつかることは、

ほとんどなくなっていました。

 

 

ところが……

久々に、事件が勃発しました💦

 

その日は、私の機嫌も体調も右下がり

 

夫の仕事で松山に1週間滞在した後、

荷物をまとめて広島に帰る日でした。

 

私は数日前から風邪をひいていて、

体が重だるい。

咳が止まらない。

 

そして、気分も機嫌も右下がり……。

 

自分の荷物や、台所の荷物、ゴミなどを片付けたあと、

出発まで少し時間があったので、

ベッドに横になっていました。

 

すると夫が、

「寝てないで、部屋の掃除を手伝ってくれ!」

と、

 

さぼっている生徒に声をかける先生のような語気で言ってきたのです。

 

カッチーーーン。

 

(ここ数日、一日中咳してて、しんどそうだったの知ってるよね?)

(てか、見りゃわかるやん!)

 

「しんどかったから、横になってた」

と伝えると、

 

「それなら、そうと言えばいい」

だと。

 

(あんたねー。

そこは、「大丈夫?」とか声をかけるところだろーが!)

 

……と思ったけれど、言い争う元気もありません。

 

そのまま荷物を車に積み込み、助手席へ。

 

私は、ほぼ無言を貫きました。

途中で立ち寄ったセルフのうどん屋さんでは、

いつもは夫が払うところを、

この日は、

別々に支払い。

 

はい。

私、冷戦を仕掛けました(笑)

 

そして、家に着いてから第二ラウンド

 

車の中で、

どんどん私の体調が悪くなっていきました。

自宅に着く頃には、もうぐったり。

 

自分の荷物と、もう一つだけマンションに持って入り、

ベッドに雪崩れ込みました。

 

すると、

少し遅れて台車で荷物を運んできた夫が、

玄関でひと言。

 

「自分の身の回りの荷物だけ運ぶんやなー」

(他にもいっぱい荷物あるのに、という意味です)

 

その瞬間、

私の中の何かが弾けました。

 

「体調悪いの、知ってるよね!

なんで、そんな風に言うんよー」

 

すると夫、

「じゃあ、熱を測ってみたらいい!」

 

……。

パチン。この時、

私の中の戦闘モードスイッチが入りました。

 

「なんでそんな言い方しかできんの?」

「感じわるぅ~~!」

 

そこからは、

売り言葉に買い言葉。

無限ループです。

 

「なんで、いつも上からモノを言うの!」

 

「そんなん言われるんなら、もう松山にはついていかない!」「一人で行って!」

 

「ぜんぜん、来てくれなくていい!」

 

「ごはん作る気にならないから、

今日から各自で食べよう!」

 

「ぜんぜんいい!!」

 

「洗濯は?」

 

「それも各自で!!」

 

「こんな家、出ていきたいわ!」

 

「出ていけば」


 

はい。

完全に、戦闘モードです(汗)

 

しかも、言い争っているうちに、

最初の「体調が悪い」という話から、

 

どんどん論点がズレていく。

 

こうなると、ややこしい。

そして、疲れる。

ものすごく、疲れます。

 

衝突よりも、冷戦のほうが恐ろしい

 

その後は、

 

✔目も合わせない

✔最低限の会話しかしない

✔食事も別

という状態に。

 

衝突よりも恐ろしい、

冷戦です。

 

 

 

私は、体調が悪い。

夫も、きっと疲れている。

こんな状態では、

冷静に話し合えるはずもありません。

 

結局、体力と気力が復活するまで、

3日もかかりました。


でも、私は考えてました

 

冷戦状態の中でも、私はずっと考えていたのです。


「いったい、何がこんなに嫌だったんだろう?」

ここで、いったん、

コネプラで学んだことを思い出します。

 


 


まず、

自分の感情とニーズを特定する。

 

私の場合は、

 

「体調が悪い時には、支えてほしい」

「気遣ってほしい」

「優しい言葉をかけてほしい」

 

そんな、

支え・サポート

配慮・思いやり

というニーズがありました。

 

それが満たされなかったから、


イライラした。

不満を感じた。

孤独になった。

傷ついた。

 

つまり、

夫の行動そのものが、私を怒らせたというより、

その時の私のニーズが満たされなかった。


夫の行動は、その感情を引き起こす

「きっかけ」に過ぎませんでした。

 

「なんで、そんなこともわからないの?」

 

ここまで読んで、

「なんで、そのくらいのことで言い争いになるの?」と思った方もいるかもしれません。

 


反対に、

「うんうん、そりゃ腹立つよね~」

と思った方もいるでしょう。

 


どちらが正解ということでも

ないのです。

 


なぜなら、

人によって、状況によって、

ニーズは変わるから。

 

例えば、

同じ出来事でも、

ある人には気にならないことが、

別の人には、とても大きなことだったりする。



例えば

元気な時なら気にもならなかったことが、

体調が悪い時は、グサっと刺さることもある。

 


私にとっては、

「相手が体調が悪そうなら、察して声をかける」

というのは、ごく自然なことでした。

 

でも、夫は違ったようです。


夫は独り暮らしが長く、

病気の家族の世話をした経験もありません。

 

母親が、子どもの声色や顔色ひとつで

体調を察するように、


「それくらい、わかるでしょ」

「察してよ!」

と思っていた私は、


自分の「できる」を

夫に求めてすぎて

いたかもしれません。


夫は「そこまで悪い」と思っていなかった

 

落ち着いてから、

私は夫に伝えてみました。

 

「私は、体調が悪い時には、サポートしてほしいし、優しい言葉をかけてほしいと思ってる」

 

さらに、


「私は家族の体調を察することができるから、

他の人もできて当然だと思ってた。

だから、『なんでわかんないの?』って腹が立ててたのよ。」


と。

 

すると夫は、

私がそこまで体調が悪いとは

思っていなかったそうです。

 

むしろ、

「なんで、こんなに機嫌が悪いんだろう?」

と不思議だったそうです。

 

そして最後に、

「ごめんなさい」

と伝えてくれました。

 

「察してほしい」では、伝わらない

 

今回、身をもって学んだことがあります。

 

感情に飲み込まれて、

言い合いの無限ループに入る前に、

まず、自分の中の嵐を静める。

 

そして、

「私は今、何を感じているんだろう?」

「何が満たされなかったんだろう?」

と、自分の感情とニーズを見つめる。

 

そして、そこを相手に伝える。


 

「私の気持ちを察してよ」

と相手に求め続けるより、

 

「私はこう感じている」

「私はこうしてほしい」

と、自分の言葉で伝えるほうが、

確実に解決は早いです。


 


今回、私は、それができてなかったんです。

 

だから、

 

✔勝手に我慢して、

✔勝手に期待して、

✔勝手に傷ついて、

✔あげくの果て、

自ら冷戦を仕掛けてしまってました(笑)

 

凸凹夫婦だからこそ、伝え合う。

 

私たちは熟年再婚。

それまでの人生も、

育ってきた環境も、

家族との関わり方も、

きっと全然違います。

 

だからこそ、

伝える合うが大切。

 

今回、3日もかかってしまったけれど、

その後、いつもの穏やかな仲良しに戻りました。

 

そして今は、

「あの時は、こうだったんだね」

と振り返ることもできます。

 

凸凹夫婦。

これからも、たぶん、

「ええ?」

「まじ?」

「謎すぎる……」

は、いっぱいあると思います(笑)

 

でも、

そんな違いも含めて、

ひとつずつ「わかり合う」を

積み重ねていけたらいいな。

 

そんなことを思った、今回の夫婦事件でした。