Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/125,f/2.8 Nikkor 20mm F1.8G ED
高層ビルが建ち並ぶ
大都会の真ん中で
健気に咲いている
君は
私の心に宿った
オアシスの花
秋の長雨が漸く上がり青空が顔を覗かせた10月半ば、それまで溜まった鬱憤を晴らせと言わんばかりにカメラをバッグに詰め込み出掛けた。コスモスを撮るなら昭和記念公園だろうと思っていたのだが、今回は既に詩が先行して出来上がっていたため、それに合わせ『浜離宮恩賜庭園』での撮影となった。
開花のピークを過ぎていた事もあり花盛りとは行かなかったが、コスモス畑を撮る積りは毛頭なかったので、撮影にはさほど影響はなかった。花の撮影なら定番はマクロレンズだが、この時「何が何でも秋桜を撮る!」に因われ過ぎていたため、間違えて単焦点20mmの超広角レンズを付けて来てしまった。
被写体に躍動感を与えるなら広角レンズが良いと思うが、花の微妙なそして繊細さを表現するのであればマクロには敵わない。オートフォーカスだとピントが合わないとシャッターが切れないためマニュアルに変えて出来るだけ寄っての撮影。
自分より背の低い位置にある花の撮影は体力・筋力・根気の全てが揃わなと頭で思い描いたように撮る事が出来ない。撮影は私にとってハードなスポーツと同じである。花の撮影でこれまで3度も転倒し怪我をした。一番酷かったのは緩い下り坂に咲いている花を撮影しようとした時。背中の荷物の重さに耐え切れずそのまま前方へつんのめり、身体が一回転してしまった。右腕と右脚を負傷!右腕の傷口が腫れて血が流れだしたので流石に青くなったがバスタオルでグルグル巻きにしてそのまま撮影は夜まで続行。骨折しなくて良かったが、家に帰って脚を見るとパンパンに腫れ上がり浮腫んでいた。痛みと大きな青あざが消えるまで一ヶ月掛かった。怪我をするのはそれだけ歳を取った事の裏返しでもあるのだが十分気を付けて撮影に臨みたいと思う。
