27年振りに再会を果たした父と子は、仙台で有意義な時間を過ごした。
しかし、27年の空白はあまりにも長く、わずか二日間でその溝が埋まるはずもなかったが、二人はお互いを知ろうと必死だったのは確かであった。
雨の中を傘も指さず、ずぶ濡れになりながらタクシーを待ったことや、行き帰りの新幹線の中で、自分たちの今までの生き様などを話し合ったこと。
二人の共有した時間が27年間に凝縮され、まばゆい光の如く過ぎ去った。
あれから早くも一週間が過ぎ、息子とはメールのやりとりや、Skypeなどを使って会話を楽しんだりしている。
新幹線に乗るのは3年振り、感動の同窓会以来である。
今回の仙台行きをセッティングしてくれたのは家内であり、影の功労者。
おそらく、わたしひとりではこれほどのことは出来なかったかも知れない。もちろん自分が病気の身であり、いまだ休養中であったとしても常に支えてくれるのは家族。
そして息子に出会ったことがわたしにとって大きな心のエネルギーになったことは言うまでもない。
息子がこんなに頑張っている、わたしも負けずに頑張ろう。
わたしにパワーを与えてくれた息子に感謝である。