「恥ずかしながら帰ってきました」

 

の言葉は私世代の方ならよくご存じかと思いますが、

 

若者世代のみならず

 

幅広い世代に人気のある漫画である

 

「ONE PIECE」の最新刊の表紙裏の作者コメントが批判を浴び

 

出版社と作者が謝罪したと言うもの。

 

 

 

何が書いてあったかと言うと

 

横井正一庄一さんが帰国した直後の姿で

 

敬礼したイラストが書かれ

 

それに対して作者の尾田栄一郎が

 

「みんなでごはんを食べる時
最後に一つ大皿にぽつんと残ってる
からあげとかあるよね。
あいつに名前をつける事にしました。
横井軍曹と。
『横井軍曹残ってるよ!
 誰か戦争を終わらせて!』的な。

わからないちびっ子は調べてね。
恥ずかしながら!!
89巻、始まります!!!」

 

と書いた物。

 

 

 

批判のコメントには

 

・ワンピースというマンガは、戦争が終わったことを知らず28年間もジャングルで過ごした人をばかにするようなマンガだっただろうか

・不愉快極まりない。そして、悲しい。国のために戦った先人を蔑む尾田は、そんなに偉いのか?

・この作者コメントを読んで横井さんを知らない大勢の子供達が『横井軍曹ww横井軍曹っw』と大笑いするようになるのが、作者の希望なのでしょうか

・故人をいじって馬鹿にして…実に不愉快。いい大人がこんな事を書いてて、恥ずかしくないのか?

・担当者の方はチェックされないのでしょうか?

 

等々あり

 

かと言って逆に援護派もいて

 

・本当にワンピースの内容がすきなら作者コメントだけで嫌いにならないし叩きたいだけ

・こんな時だけ愛国者?

・この程度でそんな過剰に反応するの?面倒くさ笑

・もう『よっこいしょういち』と云ってはいけない世の中になってしまったか…

 

等々。

 

 

 

以前ご存じかどうかは分かりませんが

 

小学館の月間コロコロコミックの中で

 

「やりすぎ!!!イタズラくん」と言う漫画があり

 

『モンゴル国の皇帝

 チ(ン)・(チ)ン』

 

と書き

 

チンギスハンの肖像画の額部分にチンチンの絵を描き

 

主人公のイタズラくんが

 

「とりあえずこれでいいかねぃ。」

 

と言ったもの。

 

 

これはモンゴル大使館が

 

「外務省に抗議の意を示す」と抗議文を出した。

 

結果的にこの号は回収され

 

販売中止になっている。

 

 

モンゴルとしては

 

チンギスハンは紙幣にもなるほどの国民の英雄で

 

「こんな事をするなんて我が国をバカにしているのか!」

 

って事なんだろうが

 

ココ日本的に言うと

 

例えば聖徳太子や過去の将軍や戦国大名が

 

外国でこの様な扱いをされた所で

 

ここまで大激怒する事が無いだろうと思われ

 

逆に

 

海外で扱って貰えただのイジって貰えただの

 

中にはウケる~と言う者も出るかも知れない。

 

 

ココ日本は愛国心=戦争万歳に受け取る流れがあるので

 

国を愛し 過去の英雄たちを讃えなどとは

 

その点が他国とは温度差がかなりある。

 

 

 

 

そんなこんなも含め

 

ある意味今の世の中でイジメがなかなか無くならないのは

 

この『イジって笑いものにする』と言う部分が

 

『有り』とされているからだと思う。

 

 

明らかな迷惑行為を恥ずかし気も無くやっていたり

 

非常識な行為を平然と厚顔無恥で行っている場合に対して

 

アンタそれ恥ずかしくないのww

笑われるよ?www

 

とするのは有りかと思うが

 

今回の集英社や前回の小学館の行為は

 

何の罪も無い人の背中に誹謗中傷の紙を貼り

 

それを見て指さして笑いものにする様な行為なのだ。

 

 

それを

 

超ウケる~wwww

 

と言う価値観を持っているのが

 

作者であり出版社の担当だったと言う事だろう。

 

 

子供漫画にオシリやらウンコやらチンチンと書けば

 

そりゃウケるだろう。

 

子供ってチンチンやウンコネタ好きだもんね。

 

 

しかしながら

 

作者の脳内が

 

その『子供ウケ狙い』で満タンだったにせよ

 

出版社の担当が

 

「ここまではイイですけど

 ここからはちょっとやり過ぎですので修正と変更を…」

 

と言えば良かった訳だ。

 

 

 

ある意味本気で分からんかったらそれはそれで恐ろしいが

 

人気漫画家先生を怒らせたらアカンので

 

言えんかったってぇ事になれば

 

それはそれで

 

集英社や小学館の看板的にはどうなのよって話しだよ。

 

 

 

横井正一さんはもうお亡くなりになっているので

 

ある意味歴史上の人物として

 

存命では無いからイジってイイとの認識なんだろうが

 

・故人をいじって馬鹿にして…実に不愉快。いい大人がこんな事を書いてて、恥ずかしくないのか?

 

上差しこの意見の方と

 

・この程度でそんな過剰に反応するの?面倒くさ笑

 

上差しこの意見の方との温度差が

 

子供達の中で

 

いざイジメと指摘され

 

イジメとして指導をされた場合に

 

「やり過ぎた・イジメだとは思わなかった・悪ふざけが過ぎた」

 

になるんだろうなと思う。

 

 

かと言って内心

 

「この程度でそんな過剰に反応するの?面倒くさ笑」

 

と思っている奴も居る訳で

 

それを聞いた親たちの反応も

 

「こんな事を言うなんて!」

 

と激怒する人も居れば

 

「この程度でそんな過剰に反応するの?面倒くさ笑」

 

と反省の『は』の字も無い家庭も有る訳だ。

 

 

 

 

 

以前のイジメ自殺事件でもありましたよね?

 

イジメ加害生徒の親が

 

この(悪ふざけ)程度で勝手に死んだだけなのに

 

ウチの子のせいだと言われて迷惑!とか何とか言った親

 

居ましたよね?

 

そう言う親は「この程度」と思う派なんだろうなと思う訳ですよ。

 

(過去記事のどこかで書いてるんで、興味がお有りの方は探してね。)

 

 

 

昔仕事の関係で読んだこんな本がある。

 

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サクッと説明すると

 

この国が「成熟した大人のいる国」になるためには

 

個人の中に(特性や個性と言う)多様性を持つ事と

 

国民が本物と偽物を見分ける力を身に付け

 

自分とは意見の違うある種の「不愉快な隣人達」を

 

受け入れる事などが書かれている。

 

まぁ、「受け入れる」とは言っても

 

ウエルカムで受け入れるのではなく

 

ぶっちゃけて砕けて言うなら

 

「バカってホントーに居るのよ」と言う受け入れ方でしょうか。

 

 

 

虐待問題にしろ

 

生活保護不正受給にしろ

 

何だかんだの事件やなんやをひっくるめて

 

どんどん脳内お子ちゃまなままの大人が

 

増えて行く国になって行っているんだって事は確かだよね。

 

 

ではでは(^▽^)ノ

 

 

ちなみにワタクシ父の日商戦の真っ只中で修羅場ってますww

 


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