春も読書で礎を(2021年春、おススメ図書) | お受験ブルーズ

お受験ブルーズ

現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

 さて、早いものでもう3月ですね。

 

 6年生ではそろそろ読書するヒマがなくなってくるので、能力自体をあげるには、春休みが最後の機会となります。もちろん、夏以降も伸びることは伸びますが、やはりそれは「才能限界」がある、といいますか、奇跡のような伸びをすることは少ないです。

 

 概して、大きな伸びを見せるパターンは、

・読書を始めた

・式や図などで工夫を始めた

 のいずれかの場合が多いです。

 

 これは、中高生でも同じです。これを自発的に子供側から動ければ、才能に関係なく必ず成績は伸びます。ですが、なかなかそうはならず、きっかけはこちらである程度与えなければならない、というのも事実です。

 

 

 こと日本で学歴をとっていく人間は、やはりある程度の「バランス型」が多いと言わざるを得ません。苦手があっても克服し、得意なものだけやってりゃいい、とはならないのが、日本の良さでもあり、難儀なところでもあります。

 

 残念ながら、いわゆる超集中するような「天才」型の子は、日本では伸びにくいです。時間配分ができませんから、テストで良い点が取りにくいのです。

 その辺を、東大後期入試がなくなった今、拾うシステムがないな、と言わざるを得ません。(そもそも、日本の「演習」を中心とした算数・数学ができるからといって、本当の意味で天才とも言いにくいと思いますが)

 

 いくら数学が得意でもそれ「だけ」では東大や京大にはいけないし、残念ながらMARCH以上も難しいでしょう。英語だけでなんとかしようとする方も多いですが、同様です。

 やはり言語はそれを使う「思考力」や良識があってのものだと思います。

 

 ということで、バランス型になるには、読書の効能を無視するわけにはいかないし、しといた方が楽、というのが僕の実直な感想です。

 

 

 また、読書を通じていろいろと「知る」ことこそが、他人に心を寄せ、理解し、思いやりをもつきっかけとなりやすいです。「知る」ことがまずは大事であり、ジャンルを問わず読書を通して広く見聞を広めてくれればと思います。

 

 ほかの方策でも同じような効果があるものもあるとは思いますが、先日の記事でも紹介した通り、脳の「ローギア(じっくり、考える)」の使い方を鍛えるには、読書が最適であることは今後も変わらないでしょう。

 

 

<子供を伸ばすおススメ読書、2021年春>

129、常識なのに! 大人も答えられない都道府県の疑問 村瀬哲史 言語レベル ☆☆☆ (社会) 

 

 以前ブログでもどこかで触れたと思いますが、東進ハイスクールの地理講師の村瀬哲史さんの本です。僕があるご家庭で見かけ、即買いしました。

 「そうそう社会ってそういうことよ」と、膝をたたいた本となります。

 

 昨今の受験は、「読んで考えて」という適性検査型にシフトしています。その中で、社会の在り方も、単なる知識というよりは、「それはなぜなのか?」を考えることを問う学校が、特に御三家レベル以下の学校でも増えています。

 

 僕も自分の著作問題集で「論述で覚える最強の~」シリーズを出していますが、同コンセプトだと思います。(3月に増版させてもらえるそうです。皆様のおかげです。そこでのあぶく銭は何か皆様に還元できる企画でもできればと思います)

 

 こちらは写真があって大人が読んでも面白いし、そもそも受験社会にも「こういう視点が大事だし面白いよね」といったものとなります。社会の勉強法の参考にもなります。また、社会の先生もこのようなことが喋れないと今後の世界ではダメでしょう。教科書をなぞる授業は苦痛でしかありません。

 

 なんで北海道がでかいのか、なぜキャベツは長野県がさかんなのか(キャベツが高原野菜なだけではなかったw)、など、読んで自然に覚えられる部分もあるし、頭のいい人間はそもそもこういう視点だよ、という意味でも良い本だと思えます。

 

 黄色い小学社会科の疑問もでましたが、両方おススメです。そもそも面白かった。

 続刊を期待したいですね。公民とか歴史版を作ってもよいのになぁ、と眺めております。ま、小3くらいから中3くらいまで十分役立つし、読めるでしょう。

 

 

130、短期間で良い習慣が身につき、人生が思い通りになる! 超習慣術 DaiGo 文章レベル ☆☆ (生活・自己啓発)

 

 最近では、ダイゴさんの動画のめぼしいものは大体見てしまったので、このような書籍を読んでも「ああ、あれね」となってしまう僕ですが、そうして何度も同じ知識に触れると、より頭に残り、身につきやすくもなります。

 

 特に受験は1週間のサイクルになりやすく、そこでの良い習慣による差で勝っていくしかありません。習慣にならない子は弱いです。

 

 この本に関しては、非常に使える、ためになることも多いので、また僕の経験や他の本などの見解も踏まえて、記事にしてみようと思います。が、まずはこれを読むのも良いと思います。

 

 習慣は、身に着けるより「やめる」方が大変、習慣化するには、「準備作業を省く」など、本質的で確かにサピの上位生などがやっていることに通じるものがあり、面白いです。そもそもいくつかのことは、僕は自分で考えて到達もしていました。だから成績も上位で推移できたのか、と納得もできます。また、このようなブログが継続するコツも得心できました。

 

 DaiGoさんの本は、基本的に会話調で、頭に入ってきやすく読みやすいです。読書の経験としても初歩として最適でしょう。達成感も得やすいです。

 

 

131、この世界が消えた後の科学文明の作り方 文章レベル ☆☆☆☆ (化学、科学一般)

 ジャンプの漫画で、「Dr.Stone」という漫画がありまして、その元ネタに近い本です。僕が好きな岡田斗司夫さんがおススメされていて、読んでみたのですが、かなり面白かったです。

 

 要旨としては、「文明が滅びた後、たまたま自分だけが生き残った場合どうするか」という本です。これが、上記の漫画の主旨でもあります。どうやって文明を復興させていくかの面白みと、そこには今の文明がどうなりたっているのかの思索がありました。

 

 例えば、一人で死ぬまで生きていくだけであれば、誰もいなくなったスーパーマーケットにでもいって、缶詰などをちょっとずつたべていけば60年はいけるそうです。が、それでは、自分一代かぎりで文明は滅んでしまいます。

 

 生き残りを探して、わずかな人々で集落を創り、その子々孫々に伝えるべきは何なのか、なるべく早く文明を復興させるには何をどうすべきなのか。これが書かれています。

 

 世界史ではいろいろと戦争や疫病などで回り道をしてしまっていますが、できれば最短で文明を復興させたいものです。(70人の母集団でがんばれば約800年で今の現状くらいまでもっていけるそうな)

 神聖ローマ帝国では、数代にわたっての繁栄ののち、木を伐りつくしてしまって滅んだと言われているのですが、最後の世代はどうやってあの水道橋などを作ったのか、わからなくなっていて、文明が原始時代に近いところまで戻ってしまったそうです。(そして今もなお、どうやったのかわからない技術も多い)

 

 高校レベルの化学の知識があれば十分に理解できるようになっており、面白いです。とりあえず、水酸化カルシウムを海水などから確保できるようにすべきのようです(コンクリートなども作れる、笑)。そのほかに、製鉄技術や肥料、農業など、産業方面の復興も書かれていて、興味深く読めます。

 

 文明は人口問題と密接にかかわっています。数十人では、今の文明の維持は不可能です。誰かが食料をつくり、誰かが建物を建て、誰かが運んでいます。その専門技能は身に着けるのに、一生分かかってしまうので、すくない人数では文明の維持は難しいのです。

 

 我々は誰一人として、自分でものを作っているわけではなく、人類は全体で巨大な分業制でなりたっていることに気づかされました。おススメです。

 

 

 ということで、今年も本を進めてみたいと思っています。

 

 上記のDaiGoさんの習慣術に書かれているのですが、習慣を続けられる有効な手段のひとつは「他人と一緒にすること」だそうです。昨年はコロナでオンライン授業の萌芽となりましたが、もしかしたら教室で一緒にやることの意味もここら辺にあるかもしれません。

 オンラインがはやったら、いろいろと習慣づけることが難しくなって、より格差が開くことが予想されます。

 

 ということで、他人に勉強を習慣づけたいなら親も一緒になって勉強するか、勉強する姿を見せるしかなく、言うだけでは不可能であることが予想されるわけです。習慣化はかなり難しそうですね(笑)

 

 ということで、子供たちに読書をススめる僕は、今年も自ら年100冊を目指して読んでいきたいと思います。もう20冊は今年読めているのでなんとかなるかな(笑)

 

 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

 

おススメ読書タイトル100、問題集など https://hama-sush-jp.pro/jyukuko/entry-12589194343.html

 

リブログ、リンク、引用等は基本自由です。もちろん、一報いただけると助かりますが、特におしらせいただかなくても大丈夫です。リブログしていただければ、「いいね」くらいはしに行きますw

 

スーパーコンサル2020、今年も受け付けております。究極の受験セカンドオピニオンを体験してみませんか。もちろん、2度目3度目の方も歓迎です。ご希望の方は、下記記事を参照の上、メールをください。(読んでない方が多いです。一度はぜひお読みください)

https://hama-sush-jp.pro/jyukuko/entry-12446458308.html

メール相談も受け付けております。概要は下記へ

 

メールアドレス、hasetomo2009☆yahoo.co.jp(☆を@に変えてください)

 

また、定期指導(月1または月2)をご希望の方は下記をご参照ください。(2021年2月現在、毎週・月2の指導は厳しい状況です)

https://hama-sush-jp.pro/jyukuko/entry-12549048136.html

 

足軽割引き(僕のバンドのライブに来てくれた方やバンド関係者の優遇)を行っています。一度でもライブに来ていただければ、誰でも関係者になれます(笑) 下記記事をご参照ください。

https://hama-sush-jp.pro/jyukuko/entry-12528522329.html

 

 

<メールについて>

お問い合わせいただいたメールに返信はできていますでしょうか? 迷惑メールとして処理されてしまって届いていないということがたまにあります。僕はどんな内容でも、1週間から10日の間に必ず返信は行いますので、1週間経ってもこない方はお手数ですがもう一度しっかりタイトルなどもいれて送っていただければと思います。問題集に載っているアドレスの方にだしていただいても構いません。

 

また、現在、かつてないほどの多忙につき、やや返信が遅れ気味になっております。同時に複数のメールをやり取りしている場合もありますので、返信が滞っている場合は、かまいませんので催促してください。

できれば相談内容などは400字程度でお願いいたします(厳密ではないですw)1件のメールに、1時間近くかけて返信することも多いので、そのあたりをご配慮ください。

 

また、アメブロのメッセージはあまり見ませんし、しばらくすると消えるので、返信はしません。

できればヤフーのメールでお願いいたします。

 

5年生以下(原則小4以上、それ以下は基本コンサルでお願いいたします。)や受験学年でない方のコンサルも受け付けております。また、遠方の方も交通費さえ頂ければどこにでもいきます。(九州や群馬、栃木、茨城、大阪、奈良、兵庫、京都などもありました)

 

<追記>

この度、僕がベース軍師として加入している戦国バトルメタルバンド『Allegiance Reign』の初MV@小田原城

是非ご覧になってください。僕は烏帽子かぶってるヤツです。

◆MV
https://youtu.be/tI4YvWd8sz0

 

また、初のフルアルバム『EiEiO』が発売となりました。ブログでお世話になってっし、応援してやるか、という方は是非お願いいたします。この売上で、今後の僕らの流れも変わりますm(__)m
下記My Pickをご参照ください。
 

にほんブログ村 教育ブログ 家庭教師へ

 お受験ブルーズ-ランキング1 お受験ブルーズ-ランキング2

↑たまにクリックしてもらえるとうれしいです