子供を伸ばすおススメ問題集(大学受験編VOL.2) | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

 今日は、おススメ問題集、大学受験編をお届けします。主に理系志向の方に適すると思います。一応、今年の大学受験では理系が微増したそうなのですが、依然として、理系:文系の数は3:7に近いです。

 

 その意味でも、仮に中高一貫校に通っているならそれだけで、すでに大きなアドバンテージを持っているので、「どっちでもいい」なら理系を選ぶようにした方が良いでしょう。

 

 また、国公立大生が優良な企業の就活などでも重視される様相があるのですが、それは、高校の時に数学をやっているかどうか、だけで判断されている部分があります。

 

 今後の高学歴者、高教養者は、「歴史・数学・哲学(国語)」が重要になってくることも考えられますので、このブログに集う意識高き方々は、理系でも歴史や社会をし、文系でも数学をするようにしておいて欲しく思います。その方が、社会人になってから大きな力になることと思います。

 

6、大学への数学1対1対応と演習シリーズ 東京出版

  MARCH~国公立大、東大京大文系

 

 

 

 

 

 これは別に僕がおススメしなくても、すでに鉄板中の鉄板にような本です。時代にもしっかりとその都度対応し、よい水準を保っています。

 

 MARCH以上の大学の数学を受けるとわかるのですが、4ステップやサクシード、チャート式というような問題集でよくある型ばかりをしても、「いまいち点に繋がらない」感覚になります。

 レベルの高い大学入試は、もうすこし、問題文を読んだりして、「解釈」をしなければならないのです。その解釈まで身に着けるのが中々、数学が苦手な人間や中堅層の子たちには難しいようです。

 

 来年から始まる大学共通テストは、さらに読まなければならないものがどかーっと来ていて、この傾向になる予感が僕はしています。大きく平均点が落ちるかもしれせん。ですが、読まないとできない、という方向に教育が行くのは良いことですので、日本にとってはプラスになると思います。よって、僕は支持します。

 

 まあ、それでもしっかりパターンをやり切れば、「ああ、あれを使うのね」というところまでは行ける人間もいるのですが、それは「センス」のようなものが元々ある方なのです。僕も現役時代は数学が大の嫌い、なのに理系に行き、さらに東大数学に向き合わなければならないのは、結構しんどかったです。

 

 そんな時、高3の夏の2者面談ですすめられたのがこのシリーズでした。すでに数1・Aはうちの学校では中3夏にやっていましたので、僕は先生を信用し、数Ⅱから始めた次第です。

 

 結果としては、「そういう」出方をする、という一段高いレベルの出題傾向に慣れることができ、大きく思考力は増しました。高2の時、センターを受けたときは4割程度だったのが、1年後は9割を取れるくらいにギリギリですがなっています。もちろん、元々、定期テストなどをかなりしっかりやっていて、1段階目の「パターン」はすでに入っていたために、うまくハマったとも言えます。

 

 どん底から大学共通テスト8割を目指す方は、数2・Bの苦手分野などは一度、教科書や教科書ガイドなどに戻り→その後「1対1」と言う流れをするのが良いです。基礎が入っていないのに、このレベルばかりやってしまうと、時間の無駄になり、限りある時間の中では負けてしまいますのでご注意を。

 

 ちなみに、僕は東大理系ですが、超がつく数学嫌い、苦手ですので、この問題集までしか高3ではできていません。東大でも文系ならこのシリーズでなんとかなるし、理系でも他教科が武器ならばこれでなんとかはなります。2周する暇もありませんでした(笑)

 

 

7、大学への数学(雑誌) 東京出版

 

 

 これは、売っている中で最高難度かつ、最上位を狙う人間向けです。数学が好きで、取り組むのにあまり苦でなければ、チャートを延々やるよりは、この雑誌シリーズをやった方が「楽しく」思えるでしょう。

 

 これは、著者の方々のレベルが非常に高い、ということにつきます。解説も素晴らしいし、「数学ができる人間」の共通則を感じることができます。

 

 今、僕がこのシリーズを生徒さんと一緒にすると、僕はどちらかというと苦手畑ですので、「帰納的(実際にやってみた系・具体重視)」な解法が多いのですが、一方、この問題集の解答は俗にいうエレガントというやつで、あっと言わされてしまいます。

 まあ、僕も雑誌1年分くらいしっかり取り組めば、その「(ハイレベルな)パターン」も会得できそうなところまで来ていますが、それにしても、数学が好きな人間というのは、すげえ着眼点するな、というのを感じられるシリーズです。

 

 「マスターオブ~」シリーズは、その分野を絶対的にしてくれるものです。数学オタクがやるものだという認識が僕にはあったのですが、意外と、しっかり標準から問題がそろっていて、無理なく階段が登れます。時間的に余裕がある方で、東大や医学部志望の方は手を出すのも良いでしょう。

 

 東大や京大の「軌跡」シリーズは、いろんな出版社から似たようなものが出ていますが、これも解答の着眼点を学ぶのには、このシリーズが良いと思います。東大や京大は、超がつく良難問を出題しつづけていますので、10年分やっても意味はあります。ただ、苦手な人間や演習不足の人間には時間の無駄になるので、おススメはできません。

 

 また、早慶以下やMARCHでいいならやる必要もないでしょう。

 

 

8、化学の新研究 卜部吉康

 

 

 化学という教科は、非常に差がつきやすい教科です。わかっている人間には簡単なことでも、普通の子たちはわけわからん、という現象が最もよく起こります。それはとりわけ、イメージができているかどうか、基本演習の方や、記憶事項が整理されているかどうか、がポイントです。

 

 その中で、この本は素晴らし過ぎます。今や理3の9割近い人間が今や愛読していることからも、この本の価値がわかります。著者の卜部先生は、本当に良い仕事をされたと思います。この本で日本の学生の、とくに上位の化学の力は飛躍的に伸びたことでしょう。

  

 特徴としては、「全部入り」な本です。高校で習う化学の、すべて、がここに書かれています。なぜそうなるのか、なぜその現象がこうなるのか、sP3混成軌道やダイオード、水のクラスター構造、シュレーディンガーから遺伝子まで、およそ科学の最先端のことまで、すべて含まれています。

 

 この本に書いていなければ、まあ人類にはまだ確かな見解がないんだろう(=入試問題にはならない)ということまで推測できる本です。

 

 僕はこの700ページ弱を3週間かけて読みこんだこともあります。すると、化学やサイエンスの全体像が見えるような感覚にもなります。まさに、テッパンな、参考書と言えるでしょう。

 

 まずは、辞書的に使うのが良いです。

 

 数学を得意にするのはセンスが要りますが、化学ならわかりませんよ。このような本を高1くらいから読みこんでいけば、東大の化学でも恐れることはなにもありません。(まあ覚えることは覚えないとダメですが)

 

 

9、青チャートシリーズ 数研出版

 

 

 

 言わずと知れた、ベストセラーな本ですが、僕は実は最近は青チャートさえやっとけば大丈夫、という論調にはなっていません。また、チャートの色毎の特徴などを述べながら、チャートへの見解を述べさせていただきます。

 

 まず、数学が苦手だからといって、白や黄色のチャートにいくことはあまりおススメはできません。やるなら「青」です。

 

 僕は自分が数学が大の苦手だったこともあるので、白→黄色→青とレベルをちょっとずつ上げていこうと思うタイプだったのですが、結局、現役時代は赤チャートが学校から配られ、その数1・Aを中3の夏にやった以外は、チャートは途中で挫折しています。

 

 その後、自分の生徒さんたちとほぼ全シリーズやっているのですが、白や黄色は「点数にならない」と感じます。穴が大きすぎるのです。

 やさしい問題集の落とし穴は、それをやっても入試で点数がとれるところまで行かないところです。ましてや、全部やっても穴が残るのは不安です。「できるようになった」という意識を持ちにくいです。

 

 かといって、概念の丁寧な説明や証明がしっかりなされているわけでもない。ビミョーです。

 だから、白や黄色チャートでMARCH以上が行けるとは僕には思えません。

 

 また、白や黄色と青の「解説の親切さ」はほぼ同じです。数学が得意な人が書いた解説なので、どっちにしろ分かりにくく、苦手な子はどうせわかりません。(経験者は語るw)

 

 苦手な子が数学を克服するには、「イメージ化」と「演習」の両方が必要で、イメージ化が丁寧にされないと「僕ら」はできるようにならないのです。「数学ガール」のような構造でないとダメなのです。

 ですから、教科書や教科書ガイドをちゃんと読んだほうが良いです。また、下記におススメする東進の「はじめからていねいに」シリーズか、実況中継シリーズが良いでしょう。

 

 また、載っている問題も、白や黄色は「あのパターンがない、これもない」となりやすく、青チャートであればひとまず通り一遍すべて載っています。解説もどうせわからないならば、全部入りをおススメします。

 

 似たようなシリーズに「フォーカスゴールド」があると思いますが、この辺りは自分がぱっと問題集を開いたときに「しっくり」くるかどうかで決めれば良いでしょう。クオリティに差はほぼありません。

 ま、動画みてもよくわからん子にはわからんです。わからない子の、わからないっぷりを数学の先生は舐めない方が良いです(笑) 

 文章でゆっくり解説してもらうような本の方が良いでしょう。

 

 

10、はじめからていねいに シリーズ 東進ブックス

 

 

 

 

 苦手になってしまう原因はいろいろあると思いますが、まずは、学校で担当の先生の教務力が低いパターンが多いです。その場合、社会は自分で勉強すれば良いのですが、理系科目は「概念理解」から始めなければなりません。

 そこで大きな差になりますし、そもそもそこが「面白い」部分なのです。

 

 ですから、苦手な科目がはっきりできてしまった方は、まずは教科書にもどり読み込む(高校の教科書は読む価値はあります。中学などはほぼ雀の涙みたいなもんですが)、そのあとに基本問題の演習をしながら、上記のような概念説明の本を読むのが良いでしょう。

 

 2冊目のものは、漫画シリーズで、読みやすいです。

 

 ちなみに、4番目にあげていますが、文系でも地理の村瀬先生のものは、単なる暗記ではなく、「なぜ」そうなっているのか、がセットであり、社会のお手本のような授業がかかれています。学校の先生が面白くない場合は、これをその方に読ませれば良いと思います(笑) 社会を本格的にする文系の方は少ないと思いますが、よい本です。

 

 

11、フォトサイエンスシリーズ 数研出版

 

 

 

 

 理科や社会は、資料集を中心に勉強をし、ビビッドなイメージを作って、楽しくやっていくのが大事です。字面ばっかり追いかけても、しんどさが増すばかりです。概念や理論を究めれば、問題演習などすぐにできます。学校で似たようなものを配られているなら、とくに要りません。

 

 特に東大レベルや国公立大は、理科と社会が得意である方が良いし、武器にするまで磨くべきです。僕も数学は苦手で学年でもケツから10位くらいの常連でしたが、生物と化学は、東大の二次本番でも8から9割とっています(たぶんね)。

 

 英数は、このレベルはみんなかなりやってきているに決まっていて、策としても誰でも考えつくことで対策もできるので、そんなに大きな差が開かないのです。数学も、しっかり演習すれば、やはりいつかは上がっていく教科であるとも言えます。

 

 それより、概念や深い理解で差を付けられる理科や社会を究めるのをおススメします。当然、論述で答える大学を受けるのです。論述でもできるくらいの能力を身に着けておけば、勝手に競争相手は消えています。

 

 

 みんなの嫌がることも、あえて自分はやっていく。この覚悟があることが、競争を最大にさけることにもつながり、受験でも人生でも勝っていけるのだと思います。別に勝たなくてもいい時代ではありますが、知っておくことが自分を救ってくれるでしょう。

 

 じゃあそれ(人生の要諦)を何で学んでいくのか。受験です。受験で苦労した子にしかわからない世界が厳然とあります。そこにこのブログの読者のみなさんにはたどり着いて欲しく思います。

 

 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

 9月13日に関東の私立フェアがZoomであるそうです。生徒が自分の学校のプレゼンをするとか。これの僕なりの見所も一度、記事にしてみたいと思います。

http://all-for-students.org/

 

 

 

おススメ読書タイトル100、問題集など https://hama-sush-jp.pro/jyukuko/entry-12589194343.html

 

リブログ、リンク、引用等は基本自由です。もちろん、一報いただけると助かりますが、特におしらせいただかなくても大丈夫です。リブログしていただければ、「いいね」くらいはしに行きますw

 

スーパーコンサル2020、今年も受け付けております。究極の受験セカンドオピニオンを体験してみませんか。もちろん、2度目3度目の方も歓迎です。ご希望の方は、下記記事を参照の上、メールをください。(読んでない方が多いです。一度はぜひお読みください)

https://hama-sush-jp.pro/jyukuko/entry-12446458308.html

メールアドレス、hasetomo2009☆yahoo.co.jp(☆を@に変えてください)

 

また、小6から定期指導(月2または月4)をご希望の方は、早めにその旨お伝えください。できれば、新学年前に一度コンサルなどで課題点や学習計画などを相談したほうがうまくいきやすいです。家庭教師の方は下記をご参照ください。(2020年現在、毎週の指導は厳しい状況です)

https://hama-sush-jp.pro/jyukuko/entry-12514934840.html

 

足軽割引き(僕のバンドのライブに来てくれた方やバンド関係者の優遇)を行っています。数回ライブに来ていただければ、誰でも関係者になれます(笑) 下記記事をご参照ください。

https://hama-sush-jp.pro/jyukuko/entry-12528522329.html

 

 

お問い合わせいただいたメールに返信はできていますでしょうか? 迷惑メールとして処理されてしまって届いていないということがたまにあります。僕はどんな内容でも、1週間の間に必ず返信は行いますので、1週間経ってもこない方はお手数ですがもう一度しっかりタイトルなどもいれて送っていただければと思います。問題集に載っているアドレスの方にだしていただいても構いません。

また、現在、かつてないほどの多忙につき、やや返信が遅れ気味になっております。同時に複数のメールをやり取りしている場合もありますので、返信が滞っている場合は、かまいませんので催促してください。

 

5年生以下や受験学年でない方のコンサルも受け付けております。また、遠方の方も交通費さえ頂ければどこにでもいきます。(九州や群馬、栃木、茨城、大阪、奈良、兵庫、京都などもありました)

 

<追記>

この度、僕がベース軍師として加入している戦国バトルメタルバンド『Allegiance Reign』の初MVが公開されました。小田原城全面協力の元、色々な方々の助けもあって、素晴らしいものが撮れましたので、是非ご覧になってください。僕は烏帽子かぶってるヤツです。

◆MV
https://youtu.be/tI4YvWd8sz0

 

また、4月22日には初のフルアルバム『EiEiO』が発売となります。ブログでお世話になってっし、応援してやるか、という方は是非お願いいたします。この売上で、今後の僕らの流れも変わりますのでm(__)m
今回はレーベルにバックアップしていただき、アマゾンでも買えますので、よろしくお願いいたします。

 

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