今年はいつもお世話になっているライブハウスの忘年会に出て(演奏もした)、夜通し打ちあがって寝て起きた元日に、2冊ほど本を読了しました。
これは、メンタリストDaiGoさんおススメで読んでみたのですが、まさに年頭に相応しい2冊であり、心理学研究をまとめた勘所を押さえた本であるので、おススメしておきます。非常に読みやすく、集中すれば1時間か2時間で2冊とも読めます。
まあ、受験に使えそうな見解は下記で述べますが、親子で読むことをおススメいたします。
<子供を伸ばす本、おススメ100タイトル>
118、(心理学) やる気が上がる8つのスイッチ
119、(心理学) やり抜く人の9つの習慣 ハイディ・グラント・アルバ―ソン
僕がよりおススメしたいのは「9つの習慣」の方です。「目標」の心理学的に正しい立て方などが、系統だてて書かれています。中にはすでに有名だったり、このブログでも紹介したものもありますが(つまり僕の経験則とも合致している)、読む価値はあると思います。
薄い本で、お子さんの読書モチベーションも上がりやすいと思いますので、新学年が始まるまえにいかがでしょうか。
・失敗すること・困難を想定して目標を立てておく
……僕は根拠のないプラス発想が嫌いです。このブログでは、一貫して「最悪想定」をしていくことをおススメしています。それは実地で、そういうご家庭の方が受験で成功している例・経験が圧倒的に多いからです。最悪想定は、やってみるとわかりますが、ストレスに直結するものではありません。
ストレスに直結するのは、まだ来もしない未来を無駄に心配する、心配心です。そこは区別しましょう。やり切っている人間に心配心はありませんし、お子さんや他人のことでも、心配はしても「実際の行動」以外に他人にプラスの影響を与えられることはありません。自分がしてあげられることをやりきったら、ある程度の割り切りが必要です。
また、90年代にもてはやされたような、安易なプラス発想法や、現実から目を背けることを誘導するスピリチュアルな見解は、却って手ひどい失敗を招いている例を多く見ています。毎年、受験という子供たちの人生をかけた真剣勝負を見ていると、やはり普段の「生き方」や「ポリシー」がバカにできないことがよくわかります。
不味いご家庭は、どんどん不思議なほどに外れた選択を何事にもしていくものです。それが根拠のない自信やスピ系に近い発想、風水などの過信から来ることも、多く見てきています。
もちろん、僕もアーティストの端くれではあるので、右脳的なインスピレーションを否定する気はないのですが、それが万能であるとは思えませんし、自分のインスピレーションが疑いなく誰のそれよりも素晴らしいと思えるほど自信家ではありません。よくそんな経験も知識もない、頭もそんなによくない、そのための努力もないのに、自分のインスピで突っ走れるなと、他人を見てて思うことも多いです(笑)
やはり、根拠のなきインスピは現実逃避に過ぎず、突っ走っても悲惨なその後が待っていることも多いのではないでしょうか。
まずはロジック、論理やそれに基づく行動が、一番かつ、てきめんに人生を変えていくと思います。これは受験でも同様です。情報を集め、頭を使って判断をし、作戦や戦略を練りあげて行動をし、トライ&エラーをなるべくたくさんしていく、これは人生でも受験でも成功の要諦であろうと思います。
その途上で、努力しきった人間や素直になれた人間には、正しいインスピレーションも降りてくることはあると思います。
とりあえずは心理学で良いとされている方法を知識として入れてみましょう。
心理学で有名な目標の立て方として、「if-Thenプランニング」というものがあります。これは、目標を立てたときに、「障害」となる事項を想定しておく、というものです。
その前にまず、目標設定の基本事項を上げておきます。最近では当たり前すぎて、特段言われないことも多いのですが、下記は文献的根拠もあります。
目標はより具体的に、「成績を上げよう」ではなく「アルファクラスに上がろう」の方が良いです。また、その際に、「あと素点で4科で35点とればいける」などの具体的な筋道が目標設定には大事です。
そして、それを達成するために、「1週間のうち、塾の課題(カリキュラム)を難易度AからDまで全問解く」「授業でやっていない問題は全部自習する」などの具体策を練っていくのがまずは、目標設定の基本です。
これも具体的にできていない子が多く、高校生でもぬるい子が多いです。
そのうえで、「もし、それができなかったらどうするか」を考えます。兄弟がいる子なら、下の子が邪魔してくるかもしれない、友達が遊びに誘いにくるかもしれない、ラインして盛り上がってしまうかもしれない、などです。
「ラインが盛り上がってしまったら→22時になったら『親がうるさいから』と申し入れて電源を切る」など、具体的なリカバリー策を想定しておくのです。予備日の設定なども有効です。
それをしても、計画が倒れることはあるのですが、概してしないよりも達成率はあがります。
結局、ほとんどの子が目標に対する計画など、きっちり遂行できないものです。だから、ある程度できただけでも成績は上向いていきます。
また、同時に、「そう簡単には達成できない」と考えるほうが達成率は高くなることも言われています。これは、ダイエットなどをするときに、「成功した自分」を思い浮かべると、却ってダイエットへの努力行動が鈍ってしまうことと関連しています。
・失敗したとしても、「大したことはない」と考えておく
……これは、僕がこのブログでも提唱してきた「完璧主義」の弊害とも関連します。完璧主義にしようとすると、かえってやる気が続かなかったり、ストレスが多くなることも知られていて、目標達成も難しくなりやすいです。
うまくいかないことを想定はしても、失敗自体は「しても大したことはない」「死ぬわけではない」「また1から仕切り直せばいい」と考えていること自体が、最も能力を発揮させるようです。
失敗を恐れ始めると、プレッシャーを感じ、能力が発揮しにくくなります。組分けテストなど本番が弱い子も、大体、このパターンで力が出せなくなっています。
これは僕にも一言がありまして、「謙虚」かどうかと関係しているように思います。自分なんてまだまだであり、上には上がある、(いろんな人のおかげで勉強できている)その中でできる限りの努力をさせていただこう、と思えているような子は、やはり努力が継続するものです。また、試験などの本番にも強く、結果も出していくし、持っている学力がしっかり全部解答用紙に反映されて、納得のいく受験になりやすいです。
謙虚さが一定のレベルであると、失敗などして当然であり、大きなショックを受けないか、受けても復活することができます。すると、成功まで何度でも挑戦していくことができ、能力が伸びやすいです。
やはりそういう子は長期戦では勝ちます。受験を始め、人生のほとんどの物事は長期戦であり、持久走的なものです。また、メンタルもタフに見えることでしょう。
ぜひとも、長期戦で戦える継続力を手に入れること、その価値を認識することを、受験や10代での努力行動自体の目標としていただきたいと思います。
目標の立て方一つ、意識の持ち方一つで、継続力が決まります。継続力は、大きな差をどんな分野でも生みます。このような本を読んで、大勢にあてはまる方法論を取り入れるところは取り入れ、「自分流」を作ってみてはいかがでしょうか。優秀な方々の共通項は意外とこういうところに転がっています。
いつも読んでくださってありがとうございます。
リブログ、リンク、引用等は基本自由です。もちろん、一報いただけると助かりますが、特におしらせいただかなくても大丈夫です。
スーパーコンサル2019、今年も受け付けております。究極の受験セカンドオピニオンを体験してみませんか。もちろん、2度目3度目の方も歓迎です。ご希望の方は、下記記事を参照の上、メールをください。(読んでない方が多いです。一度はぜひお読みください)
https://hama-sush-jp.pro/jyukuko/entry-12446458308.html
メールアドレス、hasetomo2009☆yahoo.co.jp(☆を@に変えてください)
また、小6から定期指導(月2または月4)をご希望の方は、早めにその旨お伝えください。できれば、新学年前に一度コンサルなどで課題点や学習計画などを相談したほうがうまくいきやすいです。家庭教師の方は下記をご参照ください。(2019年現在、毎週の指導は厳しい状況です)
https://hama-sush-jp.pro/jyukuko/entry-12514934840.html
足軽割引き(僕のバンドのライブに来てくれた方やバンド関係者の優遇)を行っています。数回ライブに来ていただければ、誰でも関係者になれます(笑) 下記記事をご参照ください。
https://hama-sush-jp.pro/jyukuko/entry-12528522329.html
お問い合わせいただいたメールに返信はできていますでしょうか? 迷惑メールとして処理されてしまって届いていないということがたまにあります。僕はどんな内容でも、1週間の間に必ず返信は行いますので、1週間経ってもこない方はお手数ですがもう一度しっかりタイトルなどもいれて送っていただければと思います。問題集に載っているアドレスの方にだしていただいても構いません。
また、現在、かつてないほどの多忙につき、やや返信が遅れ気味になっております。同時に複数のメールをやり取りしている場合もありますので、返信が滞っている場合は、かまいませんので催促してください。
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