試験が終わったと連絡があったので、

娘を音楽学校に迎えに行った。

出てきた娘の顔を見た瞬間、ドキッとした。
目が赤い。どうやら泣いたようだ。

車に乗り込んだとたん、泣き出した。

どうやら、緊張のあまり口がうまく動かず、

思い通りの演奏ができなかったらしい。

 

 

もう、そこからはひたすら、

「うん、うん、大変だったね。でも、ママ、

頑張って練習してきたのを知っているから。

よく頑張ったよ」と励ます。

しばらくベソベソ泣いていたけれど、

気が済んだのか、午後の授業に出るために

学校へ戻って行った。

 

 

ああ……音楽って、本当に

どれだけ練習したかではなく、

試験当日の出来なんだよな……。

さて、結果はどうなることか。

毎年、大泣きするけれど、試験はパスしてきた。

今年もそうだといいのだが……。

見守る方も、精神的にしんどい。