8月。毎年、クラリネットの試験の季節が
やってきた。今朝、会場に娘を落としてきた。
毎日、練習を日課にして迎えた今日。
全力を出せるように、ベストの演奏ができるように
今は、それだけを願っている。
毎年、合格はしているものの、この試験は娘に
とって、なかなかの試練だ。審査員の反応や言葉を
人一倍敏感に感じ取り、試験が終わったあとに
涙することも多い。結果が出るまで、
こちらまでハラハラしてしまう。
娘は神経質で、自分に厳しい。
だから毎年、試験が終わると気持ちが不安定になりやすい。
でも、前年の試験から今日までを振り返ると、
今回は今までで一番練習していた。
だからこそ、どうか今日は、自分が思い描いていた
演奏ができますように。あとは祈るしかない。
「どうだった?」と聞くのも、今日は少し怖い。
娘からの連絡が来るまで、落ち着かない母である。
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