オーストラリアの田舎の高校の

図書館で働いています。
日々、直面する問題について書いています。

今回は「トイレ問題」についてです。

 

 

私の働く高校では、

2025年からトイレがロックされ、
利用したい生徒はサインインをして

鍵を受け取る仕組みになりました。

 

 

ジュニア(Year 7〜10)は事務所のトイレ、
シニア(Year 11・12)は図書館横の

トイレを使用します。
それぞれ、名前と時間を記入して、

1人ずつ利用します。

 

 

休み時間には、決まった校舎の

トイレが開放され、ジュニアの生徒は

そこを使用できます。
授業中は、先生から許可書をもらい、

事務所のトイレへ行きます。

 

 

一方、シニアの生徒は授業中でも

図書館でサインインをすれば、
図書館横のトイレを利用することができます。

 

 

しかし、全校生徒は約1200人。
授業中に使えるトイレは、事務所に1つ、

図書館横に1つだけです。

明らかに数が足りませんが、

他のトイレはすべて施錠されているため、
使用することができません。

 

 

では、なぜこんな厳しいルールができたのか。

理由はシンプルで、トイレは密室だからです。

そこでは、さまざまな問題が起こります。

喫煙、器物損壊、落書き、暴行……。

 


トイレを自由に開放すると、

さまざまな問題行動が発生します。

例えば、わざと物を詰まらせたり、
濡らしたトイレットペーパーを

天井に貼り付けたり、
床にまき散らしたり……。

 

 

「よくそんなことを思いつくな」と

驚かされることばかりです。

そのたびに清掃スタッフに負担がかかり、
きれいにしても、すぐにまた荒らされてしまいます。

 

 

そしてついに、学校側は苦肉の策として、
トイレの閉鎖とサインイン制度を導入しました。

でもこのルールは、マナーを守っている

大多数の生徒にとっては大迷惑です。
 

 

そして同時に、図書館スタッフや教員にも

大きな負担になっています。

なぜなら、本来の業務とは関係のない

「トイレ管理」を
担わなければならないからです。

 

 

毎日、延べ60〜100人の生徒が、
図書館横にあるたった1つのトイレを利用します。

そのたびにサインインを管理し、順番を調整し、
スムーズに利用できるよう

気を配らないといけません。

 

 

生徒がルールを守ってくれれば

問題ないのですが……
ここでも、いろんなトラブルが起こります。

 

つづく...