アレキサイミア(失感情症)という病が1972年に発表されています
文字通り、自分の感情を自覚したり感じられないことで、ストレスを抱えやすくなったり、うつや体調不良に結びつきやすくなるという症状が見られる場合もあるそうです
しかしこれは特殊な病気ではなく、大人であれば、特に我慢を美徳とした昭和世代の人であれば、一様にこの疾患を少なからず抱えているものです
特に男性はその傾向が強いものです。「男の子だから泣くんじゃない。おちんちんついてるんでしょ?」と父親からも母親からも言われたことがある男性もいるでしょう
しかし男性に限らず、感情を見せることをみっともないという価値観のもと育てられた人や、我慢や耐え忍ぶことを美徳とする日本人は特に、多かれ少なかれ、感情を見ないように生きてきた人が多いのです
いわゆるアダルトチルドレンの中には、幼少期、「お父さんお母さんに迷惑をかけたくない、悲しませたくない、嫌われたくない」と、子供ながらに気遣いした結果、自分の感情を押し込めるプロとして成長していく大人もいます
そのため、アヤワスカなど、特に自分の内側を見せてくれるメディスンを飲むと、その溜め込んできた感情を見るのに耐えきれなくなる人もおり、もう二度と飲みたくないと言ったりもされます。しかし、それもアヤワスカの愛という癒やしの一環でしかないのですが…
子供が表情乏しく、自分の感情を見せなかったり、見せなくなったら、何らかの抑圧が働いているとみて間違いないでしょう。子供は感情に気づく天才なのですから
溜め込んできた感情は、一般に内臓に溜まると言われ、内臓も肩こりのように凝ります。時にはしこりのような塊が手で触って分かる人すらいます。中国気功やヨガ、瞑想のなかには、この感情を癒やす手技や手法を重視する流派もあります。ちなみにアヤワスカや薬草タバコ、サボテン、カンボなどで嘔吐を催すのは、この溜まった感情を解放しているのも理由の一つです
溜め込んできた感情がのちのち手に負えなくなるのは、感情は、我々人間が最も重視するべきエネルギーであるからにほかなりません
自分が自分の魂に沿った生き方をしているのか
幸せに生きているのか
自分のエネルギーが生きているのか、活きているのか
それを知らせてくれるのは感情で、感情に触れない癒やしやヒーリングはまやかしとすら言えるかもしれません
怒りや悲しみを感じたり見せたりすることはみっともない、恥ずかしいと勘違いしている人は多いのですが、良い感情も悪い感情も実は存在しません。良い悪いというラベルは自分が勝手に創造しているだけのもの、問題は、そのいきいきとした感情というエネルギーを抑圧したときに発生します
抑圧された感情というエネルギーが、自分のキャパシティの限界を超え、溜めきれなくなったダムのように決壊したときには、対処がとても難しい状況になってしまいます
薬草タバコやアヤワスカを始め、真剣に自分の癒やしに取り組むには、この感情、特にこれまで溜めてきた、抑圧された感情と向き合うのが最初の段階とも言え、この感情を日常生活でも自分で気づき見つめて対処できるようにしておけば、他人の感情の揺らぎや違和感にも敏感になってきます
アンガーコントロールという手法がありますが、怒りという感情を「コントロール」しても、それが癒やされているわけではありませんよね?
コントロールされたその怒りはどこにいくのでしょう?
感情はコントロールしたり支配できるものではありません
感情とは、自分の本来の在り方に気づかせてくれる重要なトリガー
感情をありのままにさせている子供がイキイキとしているのは、感情というエネルギーに沿ったまま生きているからです
そしてこの感情には、とてつもない宝箱が詰まっています
まさに神が人に与えたギフトです