金曜日の下げは史上5番目の下げ幅だったようです。
そもそものきっかけは木曜日の夕方に発表された韓国のレバレッジ型上場投資信託(ETF)の規制強化策だと考えています。
規制の主な内容(AIによる回答)
・新規上場の一時停止(即時実施):市場環境が安定するまで、新たな単一銘柄レバレッジ(およびインバース)ETFの上場申請受付を当面停止します。ただし、既存商品の強制的な上場廃止は行いません。
・最低証拠金基準(預託金)の引き上げ(8月5日〜):取引に必要な最低預託金を、現行の1000万ウォンから3000万ウォン(約330万円)へ大幅に引き上げます。
・証拠金の「全額現金」義務化(8月5日〜):これまで認められていた保有株式や債券などの有価証券による代用を禁止し、現金のみでの差し入れを義務付けます。
・1回あたりの購入数量制限(8月5日〜):個人の過剰なレバレッジを直接抑えるため、1商品につき1回の注文で購入できる数量を最大20株までに制限します。
・売買単位の引き上げ(11月〜):最低売買単位を現在の「1口」から「20口」へと引き上げ、個人の参入障壁をさらに高めます。
マーケティング活動の禁止および投資家教育の強化:資産運用会社や証券会社による該当商品の広告宣伝や販促イベントを禁止します。また、購入時に義務付けられている投資家教育(講習)を従来の2時間から、上級コースを追加した3時間へと延長します。
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韓国KOSPIはサムソンとSKハイニックスのほぼ2銘柄に連動しており、市場全体の50%程度がこの2銘柄集中。レバレッジETFを始めた5月以降特に値動きが大きくなったため、大統領の要請もあって急遽規制の動きになりました。
この規制から売りが殺到するとの思惑から、先週の金曜日が韓国市場が休みだった関係上、日経平均の先物を売ってヘッジした流れができたと推測されます。
プットの65,000円の壁をぶち抜いたことで、更に先物の売りが加速し62,704円の安値までオーバーシュートしました。
懸念していた追証による信用買い残の投げ売りにはまだ本格的には至っていないと認識しています(まだ全面安にはなっていない)。
3月の安値局面の時に纏めていた表(直近高値からの下落率)を更新しました。
金曜日の下げで年2回の買い場と考えても良いところまで来ていることが分かります。
下落率-13.9%で下落の営業日数は19日。
3月のイラン戦争開始後の下落とほぼ同等まで来ています。
勿論、更なる下落で2025年3月のトランプ関税ショックと2024年7月の日銀利上げショックの時のように更に投げ売りが出て20%を超える下落になる可能性も否定できませんが。
日経平均先物5分足
13時半を底に株価は反転。引けは64,100円くらいまで戻しています。これは売り過ぎた先物の買い戻しが入った(利益確定)と見るべきです。更に夜間(アメリカ時間)も65,000円の当初の壁付近まで戻しています。
7/21(火)は重要変化日(3/31から起算して129日目)であり、前後の日にちで相場の転換日になりやすいことから少しだけ15時前後に買いを入れてみました。
さて月曜日は日本市場はお休みですが先物は動きますので火曜日以降はその値動きを見ないとまだ分かりません。
韓国KOSPIの下落は既に日本市場は折り込んだので、あまり下がらないと思います。アメリカ市場の値動き(特に資金がバリューに流れるのか、AI半導体株のリバウンドに流れるのか)を見て、どちらに資金を振るのか考えたいと思っています。
AI半導体株のリバウンドで一旦は戻すが、需給が悪いので本格的に買っていく流れは成らず暫くあるレンジで(11月くらいまで)推移するのがメインシナリオです。この間に更なる悪材料(為替介入、戦争激化、アメリカ利上げ、プライベートバンク破綻)が出ると、追証による信用買い残の投げ売りにつながり更なる大下落(59,000円、-19%)になることもあり得ます。いつも以上に資金管理に気を付けていく必要がありそうです。

