【兵庫・和歌山・三重の名物】赤福も登場!ジャンジャン和尚の爆笑「団子学」 | 猫ポスト

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猫とコーギーたちが暮らす「ニャン寺」
笑える日常から歴史・科学・ことわざまで、動物たちと楽しく学ぶ物語ブログです。

実在する動物たちの個性をもとに、笑ったり、学んだり、ときにはほっこりする物語をお届けしています
初めての方もコメント大歓迎です♪



ニャン寺・本堂。


今日もジャンジャン和尚は、ホワイトボードの前に立っていた。


頭の笹の葉は――

なぜか三枚に増えていた。



テツオ

「増殖しているぞ。」


ジャンジャン和尚

「西日本の食文化は、笹の葉三枚で受け止めるのであります!」


ジジツー和尚

「もう頭の上が調査地図にゃ。」


ジャンジャン和尚は、大きな布を持ち上げた。


ジャンジャン和尚

「本日の団子学は――

兵庫県・和歌山県・三重県であります!」


バサァッ!!



『兵庫県 いびつ餅』


ジジツー和尚

「いびつ餅……名前からして、ちょっと気になるにゃ。」


ジャンジャン和尚

「兵庫県に伝わる、あん入りの餅菓子であります!」



「その名の通り、まん丸ではなく、少しいびつな形に仕上がることから、この名前で親しまれているのであります!」


テツオ

「最初から団子の形に厳しいな。」


ジャンジャン和尚

「団子は、丸だけではないのであります!」


ジジツー和尚

「今日は最初から強気にゃ。」



ジャンジャン和尚は、いびつ餅の写真を見つめた。


ジャンジャン和尚

「少し形が違っても。」


「中に甘い餡がいて、やわらかい生地に包まれていて。ひと口食べると、なんだかほっとする。」


テツオ

「……珍しく、まともな説明だな。」


ジャンジャン和尚

「見た目はいびつでも、団子の心はまっすぐであります!」


ジジツー和尚

「よく分からないけど、いいことを言ったにゃ。」


テツオ

「今日は親戚に認定していいだろ。」


ジャンジャン和尚

「やったであります!!」


ジャンジャン和尚

「続いて、和歌山県であります!」


バサァッ!!



『和歌山県 かげろう』


ジジツー和尚

「細長いお菓子にゃ。」


ジャンジャン和尚

「和歌山を代表する銘菓の一つ、かげろうであります!」



「ふんわりと軽い生地の中に、やさしい甘さのクリームが入っているのであります。」


テツオ

「兵庫で団子らしい話をした直後に、かなり遠くへ行ったな。」


ジャンジャン和尚

「待つであります!」


「ふわっと軽い生地。

ほどけるような口どけ。

旅の途中に一つ食べたら、きっと笑顔になるお菓子であります!」


ジジツー和尚

「ジャンジャン和尚しゃん、もう食べたことあるのかにゃ?」


ジャンジャン和尚

「想像の中では、二箱目であります。」


テツオ

「調査前に満腹になるな。」


ジャンジャン和尚は、ホワイトボードに書いた。


『かげろう

→ 丸くない

→ 串に刺さらない

→ でも甘い』


そして、しばらく考える。



ジャンジャン和尚

「……甘味界の、おとなしい親戚であります。」


テツオ

「親戚の範囲を、静かに広げるな。」



ジジツー和尚

「年賀状だけ届く親戚にゃ。」


ジャンジャン和尚

「そして、第三県目!三重県であります!」


バサァッ!!



『三重県 赤福』


ジジツー和尚

「赤福だにゃ!」


テツオ

「これは有名だな。」



ジャンジャン和尚

「伊勢の名物、赤福であります!やわらかいお餅を、なめらかなこし餡で包んだ、伊勢参りのおともとして長く愛されてきたお菓子であります!」



ジジツー和尚

「上の線が、きれいにゃ。」


ジャンジャン和尚

「その三本の筋は、伊勢神宮の近くを流れる五十鈴川の清らかな流れを表しているのであります!」


「白いお餅は、川底の小石をイメージしているともいわれているのであります。」


テツオ

「景色までお菓子にしているんだな。」


ジャンジャン和尚

「旅をする人が、お参りの前や後にひと息つく。その時間ごと大切に包んできたお餅なのであります。」


ジジツー和尚

「お餅の中に、伊勢の景色があるにゃ。」



ジャンジャン和尚

「その通りであります!」


テツオ

「今日は二回もいいことを言ったな。」


ジャンジャン和尚は、赤福の写真をじっと見つめた。


ジャンジャン和尚

「丸くはない。」


テツオ

「うん。」



ジャンジャン和尚

「串にも刺さっていない。」


テツオ

「うん。」


ジャンジャン和尚

「だが、お餅と餡が仲良くしているのであります。」


テツオ

「うん。」


ジャンジャン和尚

「これはもう、団子界の大先輩であります!」


テツオ

「親戚ではなく、急に先輩になったな。」


ジジツー和尚

「ジャンジャン和尚しゃんより、ずっと先輩にゃ。」


ジャンジャン和尚

「拙僧も、それは認めるであります。」


ジャンジャン和尚は、ホワイトボードにまとめを書いた。



『いびつ餅

→ 形は少しいびつでも、心はまっすぐ』


『かげろう

→ 甘味界の、おとなしい親戚』


『赤福

→ 伊勢の景色を包んだ、お餅の大先輩』


テツオ

「今回は、かなり団子学らしくなったな。」


ジャンジャン和尚

「団子学は、少しずつ成長しているのであります!」


ジジツー和尚

「親戚の数も増えているにゃ。」


その時。

ジャンジャン和尚は、静かにホワイトボードの裏側を回した。


クルッ。


そこには――


『全国団子現地調査計画』



兵庫県 いびつ餅 3泊4日

※形の個性を確認

和歌山県 かげろう 3泊4日

※二箱目の検証を含む

三重県 赤福 4泊5日

※伊勢参りと五十鈴川の確認を含む


テツオ

「三重だけ一泊増えている。」


ジャンジャン和尚

「伊勢の食文化は、奥が深いのであります!」


テツオ

「赤福の確認回数が多いだけだな。」


ジジツー和尚

「五十鈴川で、お餅を数えるのかにゃ?」



ジャンジャン和尚

「もちろんであります!」


テツオ

「数えるな。」



団子学・第九回まとめ



兵庫県は、少しいびつな形にも親しみを感じる、あん入りのいびつ餅。


和歌山県は、ふんわり軽い口どけが魅力の銘菓・かげろう。


三重県は、五十鈴川の流れを思わせる美しいこし餡に包まれた、伊勢の赤福。


形も味わいも違うけれど、その土地を旅する人たちの心を、昔からほっとさせてきた甘味ばかり。


……なおジャンジャン和尚は、かげろうまで親戚にしようとしていた。


ジジツー和尚の団子学ノート



兵庫県は、少しいびつだけど、あんこが入ったお餅だったにゃ。

和歌山県は、ふわふわで甘い、かげろうだったにゃ。

三重県は、川みたいな線がついた赤福だったにゃ。

ジャンジャン和尚しゃんは、

赤福を「団子界の大先輩」と言っていたにゃ。

たぶん、食べたい気持ちがすごく入っていたにゃ。


次回予告


ジャンジャン和尚

「次回の団子学は――

鳥取県・島根県・岡山県であります!」


ジジツー和尚

「中国地方に入ったにゃ。」


テツオ

「岡山では、きび団子を本物の親戚にする気だな。」


ジャンジャン和尚

「もちろんであります!」


「鳥取の味。

島根の味。

そして岡山のきび団子――」


「今度こそ、親戚の基準を厳正に確かめるであります!!」


ジジツー和尚

「岡山だけは、最初から親戚にゃ。」



――次回、ジャンジャン和尚の団子学。

鳥取県・島根県・岡山県編。


さてさて、最後までお読みくださった皆様、

心より感謝申し上げます。


ここまで続けてまいりました

【ジャンジャン和尚の団子学】ですが……


本日をもって、3日間お休みします!


理由は――マンネリ化ですw


トラの昔話も続いておりますので、

続きものぽい物が同日に二本あるのはどうかなと……。


団子学は少しだけ充電し、

9月22日から再開いたします!


次回も、ジャンジャン和尚の

強引な親戚認定にご期待ください🍡


※ちょっと睡眠不足が続いているため、コメント返信遅れ気味です💧すみません😢


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