剣術修行を見学していただけなのに…最後に大事件が待っていた! | 猫ポスト

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猫とコーギーたちが暮らす「ニャン寺」
笑える日常から歴史・科学・ことわざまで、動物たちと楽しく学ぶ物語ブログです。

実在する動物たちの個性をもとに、笑ったり、学んだり、ときにはほっこりする物語をお届けしています
初めての方もコメント大歓迎です♪



朝。


山門前。


新之助君。

木刀を構える。



「テツオ殿。

本日もご指導よろしくお願いするでござる!」


テツオ。

コクリ。

「……いい。」


カン!

カン!

カン!


鋭い木刀の音が、

山門前に響く。



新之助君。

「まだまだ負けぬでござる!」


テツオ。

……

軽く受け流す。


その横――


ジャンジャン和尚。

レジャーシートを敷き、



湯のみ。

団子。

おせんべい。

双眼鏡まで用意。

「今日は特等席であります。」


モグ。

「実に見応えがあるであります。」



パリッ。

せんべい。


ズズッ。

お茶。

「頑張れでありますー。」



まるで花見気分。


カン!

カン!

バシッ!!


新之助君の木刀が、

空高く舞う。


クルクル……

ポトッ。



新之助君。

「参ったでござる!

テツオ殿、ますますお強いでござる!」


テツオ。

……


木刀を返す。

「……強い。」



ジャンジャン和尚。

パチパチパチ。

「名勝負でありました!」


立ち上がる。

荷物をまとめる。

「さて。

次は団子屋であります。」



その瞬間――


テツオ。

ジャンジャン和尚の方へ歩いてくる。

「……次。」


ジャンジャン和尚。

「はい!

次の試合も最前列で応援するであります。」




テツオ。

スッ……

木刀を一本差し出す。



ジャンジャン和尚。

笑顔のまま固まる。


……

「拙僧でありますか?」


テツオ。

コクリ。

「……修行。」


ジャンジャン和尚。

「観客席ごと参加者になったでありますーーーっ!!」

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