托鉢中のコーギーのジャンジャン和尚、目的は不動産ではありませんでした | 猫ポスト

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猫とコーギーたちが暮らす「ニャン寺」
笑える日常から歴史・科学・ことわざまで、動物たちと楽しく学ぶ物語ブログです。

実在する動物たちの個性をもとに、笑ったり、学んだり、ときにはほっこりする物語をお届けしています
初めての方もコメント大歓迎です♪



朝――

テチテチ……


ジャンジャン和尚。

今日も托鉢へ。



鉢を抱え、真面目な表情。

「今日は良いご縁がありますように……。」


一歩。

また一歩。

テチテチ……

すると――


キンブリ不動産。

前を、たまたま通りかかる。

店先には、色とりどりの物件チラシ。


『駅近』

『日当たり良好』

『ペット相談可』


ジャンジャン和尚

「猫も住めるでありますな。」


そうつぶやいた瞬間――


ガラッ。

ドアが開く。

キンちゃん登場。

「おっ!ジャンジャン和尚!」



ジャンジャン和尚

深々と一礼。

「こんにちはであります。」


キンちゃん。

「今日は托鉢?」



ジャンジャン和尚

「はい。」


「皆さまとのご縁をいただきながら、

歩いているであります。」


キンちゃん。

「それは立派。」


少し歩きながら話す二人。

キンちゃん。

「今日はどこまで?」



ジャンジャン和尚

少し考え……

「今のところ、団子屋までであります。」


キンちゃん。

🤣🤣🤣

「目的地がお寺じゃない!」


ジャンジャン和尚。

真顔。

「托鉢は心を満たし、団子はお腹を満たすであります。」



キンちゃん。

「正直すぎる!」


二人で笑う。 


その時――

ふわぁ~~……



どこからともなく、

甘い香り。


ジャンジャン。

ピタッ。

耳がピクッ。

鼻がヒクヒク。

「……来た。」


キンちゃん。

「え?」


ジャンジャン和尚

真剣な顔で、風向きを確認。



右。

左。

もう一度クンクン。


「みたらし……

いや……

こしあん……

さらに……

草団子も混ざっているであります。」


キンちゃん。

「香りだけで分析した!」


ジャンジャン和尚

静かに目を閉じる。

「間違いない。」



「半径三百メートル以内に、団子屋があるであります。」


次の瞬間――


🏃💨💨💨


0.0秒ダッシュ。


鉢を抱えたまま、

一直線。


キンちゃん。

「あっ!」



「あいさつ終わったらもう行った!」


遠くから――

「団子が拙僧を呼んでいるでありますーーーっ!!」


さらに遠くから――

「一本だけ……一本だけ見るでありますーーーっ!!」


キンちゃん。

ポカーン……



店の前で腕を組む。

「結局……」


「良いご縁より、甘いご縁だったか。」


すると店内のスタッフが、

「今の方、物件を探してたんですか?」



キンちゃん。

笑いながら首を振る。

「いや。」


「探していたのは

家じゃない。」


「団子だ。」


その頃――


団子屋。

ジャンジャン和尚

「やはりここでありました!」


店員。

「いらっしゃいませ。」


ジャンジャン和尚

鉢を差し出し……

「托鉢中であります。」



店員。

ニコッ。

「お茶どうぞ。」


ジャンジャン和尚

👀✨✨

「ありがとうございます!」


一口飲んで、

静かにうなずく。

「ご縁とは……」


「思いがけない場所で

いただけるものでありますな。」


その横には――

🍡🍡🍡

しっかり団子三本。



店員。

「それ、お買い上げです。」


ジャンジャン和尚、お金支払う。

😅💦

「こちらは、煩悩枠であります。」



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