ある日のニャン寺。
ぽかぽかの昼下がり。
ベンチに座る——
チビ子村長。
その前に。
ちょこん。
コーギー。
(※マロンちゃん)
チビ子村長、ゆっくり口を開く。
「来たか」
マロンちゃん
「来たよ〜」
チビ子村長
「いい返事だ」
チビ子村長
「修行はどうだ」
マロンちゃん
「おやつ待ちかな〜」
チビ子村長、頷く。
「正直でいい」
そのとき——
もう一匹、コーギー。
(ジャンジャン和尚)
「おはようであります!」
チビ子村長、視線だけ向ける。
「増えたな」
ジャンジャン和尚
「増えてないであります」
マロンちゃん
「増えたよ?」
チビ子村長
「増えた」
ジャンジャン和尚
「何の話でありますか」
マロンちゃん
「会話だよ」
チビ子村長
「成立している」
ジャンジャン和尚
「してないであります!!」
沈黙。
ジャンジャン和尚
「……」
マロンちゃん
「……」
チビ子村長
「……成立している」
そのとき。
静かに現れる——
トラ住職。
3匹を見る。
状況を一瞬で理解する。
トラ住職
「誰とも認識していないな」
チビ子村長
「問題ない」
マロンちゃん
「問題ないよ〜」
ジャンジャン和尚
「問題しかないであります!!」
その後——
村長、メモを書く。
「個体識別、不要」
翌日。
チビ子村長
「来たか」
マロンちゃん
「来たよ〜」
ジャンジャン和尚
「来たであります」
チビ子村長
「全員一致」
ジャンジャン和尚
「一致してないであります!!!」
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