トラ住職の発案で、
寺の敷地に農園を作ることになりました。
「食べるものは、自分たちで育てようではないか。」
とても立派です。
健康的で、環境にも優しく、
何より修行っぽい。
農業のプロが派遣される。
イタチ農園から、
農業担当が来てくれました。
玉乃氶(たまのじょう)
通称:たっちゃん
小さくて、ふわふわで、
どう見ても「畑より巣穴」の住人ですが、
作業は驚くほど真面目です。
🌱 仕事が完璧すぎる
・毎朝いちばんに畑へ
・土の湿り気を確認
・雑草は一本も見逃さない
・水やりは均等
テツオも腕を組んで頷くレベル。
メルタン住職も安心していました。
「これは立派な野菜ができますね」
全員、完全に信じていました。
収穫の日
最初に引き抜いたのは大根。
ずぼっ。
出てきた瞬間、
全員が無言になりました。
👂 猫耳大根
先端が完全に猫の耳。
しかも左右対称。
妙に整っていて、
触るとちょっとやわらかい。
チビ子村長、静かに一歩下がる。
🥕 次はにんじん
ずぼっ。
👂 猫耳にんじん
今度はオレンジ色の猫耳。
角度によっては
ちょっと困った顔に見える。
コモ和尚
「見られてる気がします」
🥔 最後はじゃがいも
土を掘り返すと——
🐶 根っコーギー
胴が長い
足が短い
丸いお尻
完全にコーギー。
ジャンジャン和尚が一言。
「親族です」
🧠 原因を聞いてみた
トラ住職
「なぜこうなったのだ」
たっちゃん、胸を張って答えます。
「毎日、みなさんを見ながら育てました!」
🐾 結論
畑が寺に適応した
😨 最大の問題
料理しようとすると、
誰も手が出ません。
• 猫耳を切るのが忍びない
• 根っコーギーは目が合う
• 食べたら怒られそう
マイティーちゃんは
根っコーギーの前で座り込みました。
🌾 現在の寺
その野菜たちは
なぜか供物の横に並んでいます。
食べ物なのか
守護対象なのか
誰にも分かりません。
トラ住職は深く頷きました。
「…自然とは、不思議なものだ」
🐾 ちなみに
普通の野菜は、
まだ一度も収穫されていません。



