徹夫の部屋(VSナッツ和尚)① | 猫ポスト

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コーギー、猫との暮らし。昨年はベンガル猫をお迎えし、ダックスと銀次郎を看取りました。

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徹夫(テツオ)の部屋

今日も腕組み。

座っているのに直立感。

完全なる石像。


しかし――

今日だけ違った。


収録前。



チビ子村長、スタッフを呼ぶ。

小声。

「……例の物は用意したか?」


スタッフ。

「例の物?」


村長、目を細める。

「またたビール(ノンアルまたたび強め)だ。」


スタッフ、理解。

「なるほど!!」


メルタン住職、遠くから。

「計画的ですね…」


トラ住職、小さく合掌。

「恐ろしい采配です。」


収録開始。


♫ルールル、ルルル、ルールル

本日のゲスト。

旅の僧。

ナッツ和尚。

穏やかに着席。



そして始まる――


沈黙。

……

…………


ナッツ和尚。

「……これは座禅の時間ですか?」


スタッフ、小声。

「まだ司会が起動していません。」


そこへ。

村長、合図。


コト…。

テーブルに置かれる。

またたビール(ノンアル)。



テツオ、視線だけ動かす。


村長、腕を組みながら頷く。

(飲め。)

無言の圧。

強い。


テツオ。

一口。

ヒゲ、震える。


二口。

背筋、さらに伸びる。


三口。

――覚醒。


「ようこそお越しくださいました!!!」


驚いたナッツ和尚、椅子から3cm浮く。


スタッフ、拍手しかけて止める。

村長、小さくガッツポーズ。

「成功。」


テツオ、止まらない。

「旅とは何か!!

僧とは何か!!

人生とは!!」

突然の哲学番組。


ナッツ和尚、苦笑。

「テーマが重いですね。」


テツオ、身を乗り出す。

「懐にナッツ菓子を!?合理的!!非常に合理的!!」



ナッツ和尚。

「非常食です。」


テツオ。

「警備にも採用したい!」


何を守る気だ。


つづく。




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