【デザイン日和】
最近、結構デザインを受注していまして、
慌ただしい毎日を過ごしています。
昨日はフランス在住の方とskypeでお話してデザインについての、
ヒアリング&擦り合わせをしていました。
どんなイメージでデザインをしていくか決めていたところ、
「フランスらしさ」を出していこうという話になったんですが、
何しろ僕はフランスに行ったことが無いので、
イメージとしてはオシャレ感みたいな超抽象的な返答しかできませんでした。
こうしたやり取りをする中、
いつも思うのは自分も体験しておけば良かったなーと思うことです。
【体験価値】
ちなみに僕は海外旅行は台湾しか行ったことがありません。
行ったのは大学の卒業旅行でした。
結構思い出深いことしか起きていないのですが、
少しだけお話していこうかなと思います。
台湾に到着して一番栄えている街・台北へ行った時の事です。
台北は日本で言うと東京みたいな都会で、
流石に東京並に発展してはいませんが、
国の機能が集中しているのが台北でした。
衝撃的だったのが、
まず市内に入って、信号待ちをしているバイクの数。
確か50台くらいはいましたかね。
僕はバス移動していたのですが、
ちょうど居眠りからさめたとき窓からその光景が見えて、
本当にびっくりしました。
「暴走族がおるー!!!」っと少し叫んでしまったのは、
後から思い出すと恥ずかしい瞬間でした。
テレビではよく見ていたその光景も実際に見ると、
やはり圧巻で、本当に暴走族と間違えるくらいバイクの数でした。
先入観って怖いもので、
どう見てもサラリーマンやおばちゃんばかりなのに、
その人たちさえも暴走族のように見えてくるのです(笑)
慣れたら大丈夫ですが、
慣れるまでは皆ヤンキーだと思い込んでいました。
後びっくりしたのは、運転の荒さ。
間違ってこけそうになって、
前傾姿勢で前に倒れかけようとすれば、
一発で引かれると思います(笑)
これは街を歩いていて、横断歩道を渡っていた時の事なのですが、
3メートル先に人が歩いていようが、
その間を平気で車が通過しちゃいます。
日本であればそんな現象は起きるはずのないことが目の前で起きていました。
横断歩道の信号は青で、
その途中で車が横切って、
自分の足を止めたのは初めてです。
普通に危ないです。余裕で大阪の車の運転なんて可愛く見えるほどですね。
実際にタクシーも乗ってみましたが、
運転が荒い、荒い・・・・
まるでマリオカートをしているかの如く、
スイスイと人間と人間の間をすり抜け、
ファンファンと車を追い越し、
信号が赤だろうがおかまいなしに突っ込む突っ込む。
僕らがその運転に恐怖を感じている中、
運転手のおっちゃんは余裕な顔で、
片手で運転しやがっていました。
せめて両手使かってくれよーおっちゃん!と叫びたかったくらいです。
それよりも過酷なことがあって、
僕は「デスロード」と呼んでもいいクラスなのですが、
本当に死を感じさせるくらい臭い匂いを放つ食べ物を料理して店頭に置いている、
出店が立ち並ぶストリートがあって、
僕はそこを通る度に必死に呼吸を止めて歩いていました。
僕は生涯において水泳以外でこんなにも呼吸を止めたのは初めてです。
その臭い匂いを嗅ごうものなら、
一発で吐く自信はありました。
それを平気で食している現地の方は僕の中では神格化していました。
実際そういった出店が揃う「士林夜市」という、
日本で言えば夏祭りや花火大会の屋台が並ぶ光景を思い出してくれると、
有難いのですが、
それと似たようなイベントを毎日?だったかなしていて、
観光サイトや観光雑誌にもオススメスポットとして取り上げられていたんですけど、
僕は明らかに「行ってはいけない観光スポット」の上位ランカーだと思います。
ちょっとだけ屋台が立ち並ぶ入口まで行ったのですが、
僕の肺は1分ももたないらしい、
呼吸困難になりかけてすぐにホテルの近くの、
美味しいチャーハンをほうばることにしました。
と言った感じでですね、
ここまで話した内容では、
台北は行かない方がいいところみたいに思うかもしれませんが、
実際いいところでした。
観光スポットをたくさん巡ったのですが、
日本では考えられないくらい大きな建物と敷地を誇る、
記念公園があったり、(公園レベルではなく、ディズニーランドクラス)
101階の高層ビルがあったりと結構楽しんでいました。
ただの台北紹介になってしまったのですが、
要はこれが体験価値でやはり行ってみないと、
体験してみないとわからないことだらけで、
どれだけフランスの気分でネット上で味わおうが、
実際に現場で体験することに勝ることはできないなと思います。
ただ、イメージングレベル3.0(勝手にランク付け+命名)クラスになってくると、
実際に現場に行かずとも、
行ったかのごとく話せるようになるらしい(勝手に)
またこのイメージングレベルについてはカテゴライズしてみようと思います。
話は戻すと、
僕は台北に行ったので、「台北らしい」というヘッダー画像であれば、
難なくその画像は製作出来るであろうということ、
かといって、フランスに行ったことがないから「画像出来ません」では、
仕事になりませんので、
その時に必要なことが相手の生の声を聞くこととリサーチです。
だから、僕はイメージを膨らませるためにスカイプを通じて、
直接ヒアリングしてみたり、
フランスについて調べてみたりして、
僕自身仕事を通じてフランスについて詳しくなっていきます。
これも体験価値ですね。
「弱者の戦い方」はこうやって地道なところから攻めていくしかない。
僕はそう思っています。
こういったデザインが得意だと昔から言える人達は、
強者であるし、その状態に苦手分野であった僕がこの世界に参入することは、
こうした弱者の戦い方で自分なりの戦略を持って、
望まないと生きていけないということだと思います。
最後まで読んでくださり有難う御座います。
