マレーシア・ペナンレポート『タイ・イーサン地区の伝統的暮らし』
(イーサン=タイの東北部の名称)
8月末、マレーシアはラマダン明けの祭日でした。
1週間の休みを利用して、タイ、イーサン地区にあるカオデーン農園を訪れました。
※カオデーン農園とは?
JVC(国際協力NGO 日本国際ボランティアセンター)が2003年までバンコク市郊外で自然農業を実践するモデル農園を運営し、自然農業や有機農業についてNGO スタッフや農民を対象に研修機会を提供していた。その当時の研修生のひとりデーンさんが、2004年12月にタイ、イーサン地区に開いた農園。
1年半前、2010年2月に訪れた時とほとんど変わっていませんでした。
そのときの様子は、こちらのブログをどうぞ。http://hama-sush-jp.pro/hitmidance/entry-10465989673.html
ただ新しい家が建築されていました!

この家がまた素晴らしい。実際中で寝ることはできませんでしたが、バンブーで編まれた壁、ベニヤ板以外は全てご主人の手作りです。
木材も農園で取れたものを使っています。もちろん電気も通っています。勝手に「ハイビスカス」と命名!
カオデーン農園は、まだまだ手作業、マニュアル全快です。グローバリゼーションの時代にあって、古いものを受け継いでいこうという考えは素晴らしいと思います。イーサン地区のほとんどのエリアでは、現代農業が取り入れられていますが、気候に適していないなどの問題点もあり、農離れが大きな問題となっているそうです。
そこで、カオデーンのかおるさんとデーンさんご夫婦は、有機農法や循環農法を通じ、タイのローカル農家や日本の農家などとの交流を深める立場におり、スタディーツアーなどを開催しています。また、JVC (日本国際ボランティアセンターhttp://www.ngo-jvc.net/jp/projects/thailand/
)タイ農村開発インターン制度は、ここカオデーンから出発するんです。
最後の数時間、日本の若者のインターン生と一緒に過ごすことができました。
毎年1人か2人らしいですが、今年はなんと6人!震災の影響で、若者が何かに気づき農戻り(?)に繋がったのでしょうか。
到着したのは夜で、旅疲れもあったのか、みんな口数少なく唖然と立ち尽くしていた感じ。
前回会った若手農民交流ツアーの日本人は、みんな感激の声を上げて、到着早々写真撮りまくりでしたけどね。
先は長いです、新インターン生には頑張って欲しいです。カオデーンで1ヶ月過ごした後、本物のタイの農家(!)へ派遣されるそうです。
さて、話をカオデーンへ戻します。イーサン地区は雨季と乾季がはっきりしているため、そこいら中に大きい瓶を置いて、雨水をためています。イーサンだけじゃないですね、これはタイ全土の長所です。


こっちの瓶は結局こうなっちゃいましたけど・・・

泥風呂を楽しむ小僧たち。
だけど、雨が降ればまたきれいな水が、すぐいっぱいに貯まります。
カオデーンは雨水のほかに井戸水も利用しています。

上にある青いタンクは、乾季時、汲みあげが難しくなったとき、上から水を落とすために貯めておくタンクだそうです。
ちなみにここの井戸は電気で汲み上げられています。停電すると井戸が使えない、ということで雨水の利用価値はやっぱり大です。
この地区の雨水は全然普通に飲めるし、滑らかなのどごしでとっても美味しいですよ!
今日はここまで、また次回をお楽しみに~
