1年以上に渡って、ほぼ毎週開催された「進撃読書会」が、ついに完結しました。

原作コミックを手元に用意し、1巻からひとコマづつ読み解くレベルで、感想や考察をチャットで交わしてきました。

もう、めちゃくちゃ楽しかった!

主催者のタキさんには、本当に感謝いたします。

 

『タキチャンネル』は、進撃世界の読み解きヒントがたくさんあるよ!

 

 

私の考察は、独自に思いついたものもあるけど、一部は読書会で他の読者さんが疑問を呈したことが考察のキッカケだったものもあります。

 

この内容とか

 

最期の読書会で、読者さんが「始祖ユミルは、子供の姿と大人の姿で描かれるけど、この違いは何を意味しているんだろうか?」と疑問を挙げられた。

道の世界に囚われたユミルは、子供として描かれ、地鳴らしで踏みつぶされるラムジーとハリルを見つめるときや、天と地の戦いで歴代巨人をアルミンたちに仕向けるときも子供。

ミカサがエレンの首を切り落としたシーンでも子供です。

 

大人として描かれるのは、ミカサが立ち去るシーン。

自分の取りえた選択として、子種王を見殺しにして、子供たちと抱き合う。

 

具体的に言語化して考えてはいませんでしたが、私は子種王に愛されることを願っていたユミルは、男女の愛にあこがれを求め続けていた子供だと思います。

これ自体は、悪い事ではありませんが、子供を生んじゃったら親になるしかないよね…

私は「俺は人の親にはなれねえよ」タイプなので、子供を作ることはありませんが、ユミルは望んでいなかったとしても、子供を産んでしまった。

それでも、あこがれを諦められなくて、愛されないことに絶望して子供を残して死ぬことを選んだ。

 

ユミルが赤ちゃんをだっこしているシーン

あれ、明らかに戸惑ってますよね。

娘が生まれて喜んでいる表情ではない。

 

ユミルが子種王を切り捨てて、子供のために生きることを選んでいたら、娘たちに巨人の力が継承されることはなかったけど、ユミルにとって、子供と生きることより、子種王から愛されたいという欲求の方が重要だった。

 

ミカサがエレンにキスする姿を目撃して、自分の選択とは違う愛する方法を知ったことで、やっと「母親」になれたのかなとか考えました。

子種王は、ユミルも娘も道具にしか考えてなかったのに、おそらく充実した人生を送ったのと比べると、なんで女性だけ、そんな重荷を背負わなあかんねん!とは思うけど…