2005・邦画 ★★★☆☆(3.7)
監督:渡辺寿
出演:筒井道隆 清水美那 遠藤憲一 忍成修吾 高橋理奈 不破万作
芥川賞作家・高橋三千綱の短編小説「ハロー・マイ・ラブ」を映画化した青春ドラマ。
人との関わりを欲しながらもうまく関わる事ができない現代の人間像を渡辺寿監督が
みずみずしいタッチで描き出す。
筒井道隆が主役を務め、遠藤憲一、本田博太郎、不破万作ら日本映画きっての
個性派が脇を固めている。
![]()
沖縄作品を1本見たんだけど、イマイチで本作を見た。原作を思わず読みたくなったが…。
U-NEXT。
警察官の橘徹は留置所の看守係。
交番勤務の中野と独身寮の相部屋で生活している。
2人は道ですれ違うと冗談を言い合う様な良いコンビだった。
看守から刑事課に転属する事になった徹は、看守として最後の夜、
留置所でブルースバンドのライブを開き、得意のブルースハープを披露し、
警察官とは思えないような軽妙なMCを飛ばす…。
刑事となった徹は、同僚の裕子に軽口を飛ばしながら連続窃盗事件の捜査の為
鑑識課の作業を手伝っていた…。
容疑者が捨てたゴミの中から見つけたバラバラの名刺のかけらを合わせていくと、
そこにはデザイン事務所の社名と「吉岡恵美子」という名前が。
徹は先輩の刑事の下田と共に恵美子を呼び出し事情を聞こうとするが、
恵美子は自分は財布を失くしただけで、窃盗の被害にはあっていないと言い張る。
その態度は何かを隠そうとしている様だった。
徹はそんな彼女に個人的に興味を抱き出し、彼女の後を付けてストーカーまがいの
行動をとるのだったが…。
<画像がないもんで…>徹がブルースハープを披露している場面。
「筒井様」のイメージからは程遠い橘徹。
やたら喋る、ひたすら喋る。
その内容も「ホンマに刑事か?」という下ネタをデカい声で普通に喋る。
今の時代なら、即刻アウトだろうというセクハラ紛いの事も…。
自分に自信がある人間なのか?それとも自信がないからデカい声を出すのか?
でもこの男、頭脳は切れる。兎に角知識が豊富で、それが嫌味に聞こえない。
其の上「勘」もすこぶるよろし。どう育てばそう言う男が出来るのか?
一寸ヒントは、父親は作家。離婚している母親は化粧品関係の社長。妹は大学生。
(妹は母親と一緒に暮らし、父親は1人暮らし、徹は警察の独身寮で相部屋)
妹は徹になかなか会えない様で、恋人の様に徹にベタベタ。徹もそれを受け止める。
たまに父親には会いに行く徹。父親と対等に話す所からも、どういう経歴か知りたい。
(父親は「本田博太郎」氏でめっちゃ飄々としたお方。珍しく好き)
「忍成氏」が独身寮の同室の中野。(この頃の忍成氏は普通の人の役はやらずに…)
出世欲もなく、豆を自分で挽いてコーヒーを入れる。でも…、徹は中野の裏の顔に…。
「遠藤憲一」氏は今とそんなに変わらない容姿。
「夏八木勲」氏は看板屋のオヤジ。本当にチョットだけの出演なのにカッチョヨス。
コピーが憎いね。
これは大人の青春映画。人間は歳を重ねるほど、自分が知らない事の多さを知る。
久々に原作が読んで見たくなった。
でも「高橋三千綱」氏の本は1冊も読んだ事がない。どんな感じなのか?
本作は不安定な現代の大人たちへ向けた「大人の青春映画」だそうだが
年々お子ちゃま思考になっていく私だが、一寸背伸びしたかった年頃の事を
思い出したりして…。
背伸びしたい年頃…、そんな時、世の中は「倉本聰」様のドラマで元気だった。
正直言うと背伸びして、実は余り作品を見ていない…。
が、唯一大好きな作品は「たとえば、愛」。
(DVDもないそうで、今やドラマ自体を見る事は出来ないそう。私は本は持っている)
「たとえば、愛」と言えばこの曲。この曲も大好きだった。
<大原さんのちょっとハスキーな声が良いのよね>
今は聞けない彼女の声も、原田様の有無を言わさない漢ップりももう見れない。
そして倉本様もお亡くなりになられた…。
こんな涼しくなった秋の夜長は昔の事を思い出して…みたりして。
←このバナーより、どうか一つ、ポチットなをくれなきゃ暴れ捲る![]()
![]()
にほんブログ村



