最後のセミナーを受けた方から質問がありました。
こんなプレスリリースで良いでしょうか?
メールにプレスリリースが添付されていました。
すでに書き上げたのですね。
添削まで行かない程度にアドバイスをしました。
ちょうど良い題材ですので、
読者のあなたにもお伝えします。
セミナーでこんな話をしました。
あなたが伝えたいことと記者がニュースにしたいことにはズレがある。
あなたがやることをニュースに変換して記者に示してほしい。
少し難しい話でしょうか?
今回のプレスリリースを例に解説します。
彼女は靴のフィッティングの先生です。
講座もしますし、ブログも書いています。
今回のプレスリリースは、
来年の講座開催を知らせるものでした。
そこにはこう書かれてありました。
女性のパンプスを正しく選ぶ講座をします。
ついでに、新入生児童の靴選びも伝えます。
ここで、記者の気持ちになってください。
女性のパンプス選びは彼女の仕事です。
季節もほぼ関係ありません。
その講座に少しは「時代」を感じるかもしれませんが、
靴屋さんでもやってくれそうですね。
ニュース性はほぼ無いのです。
少し驚いたのは「新入生の靴選び」。
私が幼いころは、近所のおばさんが母にあれこれ伝授していました。
生活の知恵の伝承ですね。
今は靴を正しく選ぶ方法を知らない母親がいるんだ、と。
そんな時代なのか、と。
母親たちも何かにつけて悩んでいるんだ。
そこがニュースですね。
そう考えると、記者の視点で見ると、
プレスリリースの主従が逆転するのです。
メーンは「新入学に向けた靴選び」。
プレスリリースの見出しはこうなります。
新入学に向けて間違わない子どもの靴選び
大きく育つために 速く走れるための一歩
母親向けに基本を教えるセミナー開催
記者に「そんな時代なんだ」と思ってもらう。
記者の頭に講座の映像を流す。
そんなプレスリリースを出しましょう。
取材されるといいですね。村上陽子さん。

