全国の城郭建造物「御殿(居館)シリーズ」をお届けしています。
「御殿」については、「はじめに」の中で、軽く触れましたのでどうぞご覧ください。
全国「御殿」を巡る”はじめに” ↓
今回は、「柏原(かいばら)陣屋」の現存「陣屋御殿」の一部をお届けします。
■「柏原(かいばら)陣屋」(兵庫県丹波市)
「柏原」の地には「織田信長」の弟「信包(のぶかね)」が入っていましたが、1598年に嗣子なく断絶となり、その後暫く「天領」となっていたところ、1695年に「信長」の次男「織田信雄(のぶかつ)」系統の孫「信休(のぶやす)」が「大和松山城」城主でしたが、お家騒動で領地を2万石に半減され、左遷先としてこの地に陣屋を築いて入りました。その後は、この系統の「織田家」が幕末・維新まで統治します
「柏原陣屋」の現存で国指定史跡である「陣屋御殿」は、「御殿」の平面面積の約1/5ということですので、本来は非常に広々とした御殿を有していたことになります。
平面図(右側の緑部分が現存、赤部分が平面表示部分、現地に掲出) ↓
現存国指定史跡「陣屋御殿」の「表書院」 ↓
現存国指定史跡「陣屋御殿」の「表書院」(夕陽を浴びて陰影があり分かりにくいですが) ↓
現存しているのは「表御殿」で、1818年の火災で焼失した後1820年に再建されたモノが残っています。残念ながら「中御殿」「奥御殿」「御用所」「台所」は現存していませんが、平面表示によって位置確認ができるようにはなっています。
平面表示部分(「御用所」や「御台所」部分) ↓
平面表示部分(「御用所」や「御台所」部分) ↓
「表御殿」は、平屋で屋根は「寄棟造り」、西面、南面、東面の三方に土庇が付いています。
現存「表御殿」(西面、「寄棟造り」の屋根) ↓
現存「表御殿」(東面、「寄棟造り」の屋根と庇) ↓
正面玄関には大きな「桧皮葺」の「唐破風」となっていて、「式台・玄関」の正面は大床、北側に「広間」、東側には「長柄の間」、南側には「使者次の間」「使者の間」が設けられています。
大きな「桧皮葺」の「唐破風」が付く正面「玄関」 ↓
大きな「桧皮葺」の「唐破風」が付く正面「玄関」(西側から) ↓
現存「表御殿 玄関」 ↓
更に「使者の間」の東側には「書院次の間」「書院上の間」と続き、ここでは、藩主が藩士や来客と対面するなど公的な儀式の場として使用されていた場所です。「書院の間」の北側は「溜の間」「武者隠し」が付いています。
「表御殿 入側」 ↓
「表御殿 次の間、使者の間」 ↓
「書院上の間」と「書院次の間」の壁には、大きな「華頭窓」の中に襖が納められていて、格式があるアクセントになっていました。「中庭」の脇の廊下で改築部に繋がり、「大広間」「詰所」等があって「玄関」に戻ってきます。
「表御殿 書院次の間」(「華頭窓」の形をした襖) ↓
「表御殿 書院上の間」 ↓
「表御殿 上段の間」 ↓
「表御殿」の北西隅 ↓
最後に、県指定文化財に指定された「柏原陣屋」表門で(「織田家旧邸長屋門」)が現存しています。北側に番所と土間、南側には馬見所と砲庫となっていてほぼ原形を保っているそうです。
「陣屋御殿の表門(長屋門)」 ↓
「陣屋御殿の表門(長屋門)」 ↓
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