「櫓門シリーズ」の80~82弾において、「首里城」(沖縄県那覇市)前編で復元の「守礼門」「歓会門」を、中編で復元の「久慶門」「瑞泉門」「漏刻門」、後編で復元の「右掖門」「淑順門」「美福門」「継世門」、以上の「櫓門」をお届けしてきました。
前編↓
中編↓
後篇↓
以上の「櫓門」以外にも、「櫓門」形式によく似た大きな「門」である「広福(こうふく)門」と「奉神(ほうしん)門」がありますので、それを83弾「番外編」としてお届けしたいと思います。
ただ「奉神門」は、2019年10月31日の火災によって半焼し、再築は免れないと思います。
「広福(こうふく)門」は、「漏刻門」から真中に「首里森御嶽(すいむいうたき)」がある「下之御庭(しちゃぬうーなー)に入る門ですが、門だけの機能だけでなく建物としての役割も担っています。
建物の機能としては、門の東側の建物は戸籍を扱う「大与座」、西側の建物には寺や神社を扱う「寺社座」が置かれていました。
1992年に復元されましたが、中央の門と「大与座」は木造復元、「寺社座」は外観木造復元ですが内部は鉄筋コンクリート復元となっています。
復元「首里城 広福門」(「正面」側から)
復元「首里城 広福門」(「正面」側から)
復元「首里城 広福門」(「下之御庭」側から)
復元「首里城 広福門」(手前は戸籍を扱う「大与座」、奥は神社・寺を扱う「寺社座」)
古写真「首里城 広福門」(城内に掲出写真より)
「奉神(ほうしん)門」は、「下之御庭(しちゃぬうーなー)」から「正殿」「北殿」「南殿」が並ぶ「御庭(うーなー)」に入る桁行20間の長大な門で、こちらも門だけの機能だけではありません。
中央の門は、国王や中国からの冊封使等の賓客が通る門で、石高欄には獅子が乗る豪華な造りになっています。
建物としては、北側は「納伝(なでん)」と呼ばれ菜類・煙草・茶等の出納を取り扱う部屋になり、南側は「君誇(きみほこり)」と呼ばれる城内の儀式を執り行う際に使用しました。
1992年に外観復元され、焼失前までは公園管理の施設として使用されていました。
復元「首里城 奉神門」(「下之御庭」から)
復元「首里城 奉神門」の中央入口階段(国王や冊封使が登る階段、「下之御庭」から)
復元「首里城 奉神門」の「納殿」側
復元「首里城 奉神門」(「御庭」側から)
復元「首里城 奉神門」(手前は「君誇」、奥は「納殿」、「御庭」側から)
「首里城」の「櫓門」及び類する門は以上です。
今年の5月から一時中断はありましたが約3ケ月かけて、日本全国の「櫓門(楼門)」を紹介してきました。
私が採り上げた(=私が訪問して写真撮影した)「櫓門(楼門)」以外にも、まだ存在しているかもしれません。また、見つけましたら加えていきたいと思います。また、最近の「櫓門」の木造復元が各所で活発化していて、私自身未だに訪問できていない「櫓門」もあります。
先日の「夏のお城巡りツアー」では、「水戸城大手門」「上田城大手門」「甲府城山手渡櫓門」「甲府城 鉄門」を訪れることができましたので、最新情報に差し替えをしていきたいと思います。
また、<西日本のお城>の”櫓門”後半総集編を纏めたいと思いますので、ご覧ください。
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