天下の悪法と言われている徳川綱吉の『生類憐れみの令』。
実はあの令、動物だけでなく捨て子や姥捨てなどを戒め、怪我人病人を見ぬふりをした人にも罪を与える令だったのです。
戦国時代から続いていた人や動物が苦しむ事を何とも思わない殺伐とした風潮を戒めました。
綱吉が亡くなり『生類憐れみの令』が廃止された際、庶民は大喜びをしたとされているが、施行された22年の間に他者を思いやる気持ちが広がり、廃止後はかつての殺伐とした空気が消え「困っている人を助けて当たり前」の風潮になったのです。
江戸時代が300年以上続いた背景には悪法と言われた『生類憐れみの令』の精神も息づいていたのかも知れません。
今回の震災で日本人の礼儀正しさ、感謝する気持ちに海外から称賛の声が上がっていますが、根にこういう歴史的背景があったからではないかと思います。
ちなみに『生類憐れみの令』で多くの人が処罰された印象がありますが、22年間で処分されたのはたったの69件。
1年約3件程度。内、武士などが46件、町人15件、農民6件、寺人2件。
一般庶民はあまり罰せられていない。
しかも庶民は一人も死罪になっていないのです。
当時綱吉に謁見したドイツ人・ケンペルの記録では、
今、この国を統治している徳川綱吉は、卓越した主君である。
彼の元で全国民が完全に調和して生活している。
生活習慣や芸術・道徳の点で、他のあらゆる国の人々を凌駕している。
と書き記しています。
生類憐れみの令・・・犬の???なんてイメージでしたが、人間も含めた全ての生き物を憐み大切にする生きとし生けるもののすべてを大切にするこれが生類憐みの令の本来の目的だったようです。
しかし、こんなエピソードも(笑)
綱吉は困った人で、長女の「鶴姫」という名が気に入り
「鶴という文字は鶴姫以外は使用禁止」という令を出し人々を混乱に陥れた。
そのせいで「井原西鶴」も「西鵬」に改名させられている。
今も和歌山にある老舗和菓子店「駿河屋」はそれまで鶴屋だったようです・・・
いままで習ってきた歴史の嘘がどんどん暴かれてきていますね(笑)
信じるか信じないかはあなた次第です(爆)
幸食研究所 ひふみ塾
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