西九州新幹線

2022年9月23日に開業した西九州新幹線は、佐賀県の武雄温泉(たけおおんせん)駅と長崎(ながさき)駅を結ぶ、営業キロで69.6kmの路線です。
最速列車では23分で終点に着いてしまいます😂
 
ちなみに69.6kmのイメージは、上越新幹線の東京~熊谷間(64.7km)、東海道新幹線の京都~米原間(67.7km)とほぼ同じです。

 

愛称名は在来線特急時代の「かもめ」号を引き継いでおり、途中には、嬉野温泉・新大村・諫早の3駅が設けられています。

 

 

水戸岡デザインになったN700S

車両はN700S系の6両編成で、西九州新幹線のオリジナル仕様になっています。
列車に目や鼻があるように見えますが、このデザインも水戸岡鋭治先生のお仕事です🎨
 

 
このデザインについて水戸岡先生にお伺いしたところ「N700S系は基本的にJR東海の車両なのでデザイン上の制約が多くて苦労した」とのこと。
車両の下部をJR九州のコーポレートカラーである赤色にするさえ、難しかったのではないかと想像してしまいます🤔
 
そんな中、運転席まわりが黒く縁どられているのは秀逸で、コックピットのようでカッコイイです👍️
また車両のあちこちに、
「NISHI KYUSHU SHINKANSEN」や「KAMOME」という表記が見られます。
 
 
大胆に描かれたロゴマークは、在来線特急の885系「かもめ」のロゴマークが進化ようなデザイン。
 
号車表示は、九州新幹線「つばめ」の800系同様、大きく表示されています。
これは「リレーかもめ」から乗換が必要なため、その際に分かりやすくするためです。
 
 
屋根を見上げれば、パンタグラフのカバーにもロゴが入っています!
 
 
ちなみに窓が黒いように見えますが、これは車内の照明が消えている状態のため。
実際の窓ガラスは黒くはありません😅
 
車両側面に書かれた「かもめ」の文字。
こちらは水戸岡先生ではなく、JR九州の青柳会長の揮毫となっています。
 
 
青柳会長によると「一気に3文字書けずに、1文字ずつ丁寧に書いた」とのこと。
書道の心得があるのかどうかは存じませんが、なかなかの腕前です。
きちんと、雅印も押されています😚
 
 
それでは、車内にお邪魔してみることにしましょう。
運転席側の壁には、水戸岡デザインのシールが貼られています。
 
 
ドアの内側(ドア窓の上)にも「かもめ」のロゴマークがありますが、気が付きますでしょうか🙄
 
 
デッキには、885系の白い「かもめ」で目にしたことがある、「凧」「かもめ」の毛筆が。新幹線用は、小ぶりでシールなのですね。
 
 
デッキのあちこちにはシール式の装飾がありますし、一部ですがショーケースもありました。
 

ゆったりとした指定席

列車は、長崎方が1号車で武雄温泉方が6号車の6両編成。
1~3号車は指定席、4~6号車は自由席で、グリーン車はありません。
 
指定席は2席(AB)+2席(CD)のゆったり仕様。
大村湾側の窓側がD席です。
号車によってモケットの模様と色が異なっています。
 
 
3号車はべージュの唐草模様。
ここには車いす対応席や移乗不要の車いすスペースもあります。
 
 
 
 
2号車は、グリーンの獅子柄。
 
 
1号車は、グレーの菊大柄。
 

 
指定席券を購入する際には、お好みの号車を指定してみてくださいね。
 
 

黄色いモケットの自由席

4~6号車の自由席は、3席(ABC)+2席(DE)の座席配置。
大村湾側の窓側がE席です。
 
東海道新幹線のN700Sとそっくりですが、座席モケットは黄色。
指定席とは、床の模様も異なっています。
 
 
指定席・自由席とも、全席にモバイル用コンセントを完備しています。
トンネル内では携帯電話の電波が圏外になることもありますので「Shinkansen Wi-Fi」サービスも提供しています
 
 
ここで、1つ違和感が…💦
この列車は営業列車なのですが、何かが足りないことに気が付きました🙄
 
 
それは、指定席・自由席ともに、ヘッドレストカバーが付いていないこと💦
一応マジックテープは用意されていますので、将来的には付けるのかもしれません。
 
ブラインドにも水戸岡デザインの意匠が見られます😉
 
 
各号車には、2ヶ所ずつ大型荷物置場が設けられています。
デッキではなく客室内なので安心ですね🤗
 
 
真新しい車両で、快適な移動ができる西九州新幹線
年内ならば、JR九州ネット予約の「おためし!かもめネット早得」で博多~長崎間が3200円というお得きっぷや、土日限定の「みんなの九州きっぷ」が用意されていますので、お出かけしやすいですね。
 
日本で一番新しい新幹線を体感してみて下さい!
次回は、実際に乗車してみた様子を(乗車編)としてご紹介します。