まるまる1両が個室
2022年4月にリニューアルされた「伊予灘ものがたり」最大の目玉は、3号車まるまる1両が個室になっていること。
業務用のスペースはあるものの、1両まるごと個室というのは「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の7号車「ザ・スイート」くらいなもの。
注目の観光列車に、さっそく乗車してきました。
3号車は「陽華(はるか)の章」と名付けられており、1号車、2号車の乗客はこの扉を抜けることはできるのですが…。
ですが、3号車の乗客になったからには、その先へ進むことができます。
個室専用の入口
そのまま、3号車に入るのでは芸がないので、一旦ホームに降りて、専用の入口から乗り込みましょう。
専用の入口というだけで、テンションが上がります⤴️
車内に入ると、アテンダントさんが常駐しているカウンターがあります。
ここは個室の入口というだけではなく、他の乗客が立ち入らないようにしてくださいます。

このエンブレムを見るには、3号車の乗客になるしかないのです。

また、3号車の壁や天井には、桜の小紋が入ったサクラ材が使われているのが特徴です🌸
デザイナーさんの遊び心で、ところどころに桜の花びらが欠けているものがあったりもします。
何カ所もあるとのことで、どこにあるのかを探してみるのもいいですが、なかなか見つかりませんでした😁
通路を抜けると…
こちらが、個室へ続く通路。
左側は普通の窓ガラスですが、右側はギャレー(厨房)のため、鏡張りになっていて車窓の景色が映りこむようになっています。
通路の奥に、個室が見えていますが、個室までのアプローチがあるので、ワクワク感がありますね😉

通路を抜けた先には「Fiore Suite(フィオーレスイート)」と名付けられた個室が広がります。
フィオーレとは、イタリア語で「花」という意味だそうで、沿線の花々を表現しているそう。
こちらのお部屋は、最小2名~最大8名で利用することができます。

半円形(正確には半八角形)のテーブルがあり、2人掛けのソファが4脚並びます。
実質、車両の半分くらいですが、こんな贅沢な空間を占有できるなんて、他はありません。
天井は鏡張りになっていて、ミカンを模った照明が光の雫のように見えます。
出発時には、窓にはすだれが降りているのですが、アテンダントさんにリモコンをお借りして、すだれを開けてみます。
リモコンは、ただの演出ではなく。物理的に手が届かないという理由もあるようです。

テーブルの下には台があって、靴を脱いで足置きとして使うことができます。
これは寛げます☺️
よく見ると、金属の部分は、桜の模様がくり抜かれています。
大きなソファは、安定感抜群🙌
クッションの色も、他の号車とは異なっています。
車端部には「四国まんなか千年ものがたり」のように展望ができる大きな窓も備えています。
きっぷは?
こちらの個室ですが、利用人数分の運賃+特急料金に加え、グリーン個室料金1室28,000円が必要です。
アテンダントさんによると、今のところ最大人数の8名で利用される方が多いとのことです。
8名で利用した場合には1人当たり6,000円ですが、2名で利用すると1人当たり16,500円となります😅

グリーン券(特急料金込み)は1室あたりで発券されますので、予約の際に何名で乗車するのかを決めておかなくてはいけません。
ちなみに、2名で予約しても、テーブルには8名分のランチョンマットやメニューがセットされています。
アテンダントさんによると、どこでもお好きな席にお座りいただけるようにとのこと。
せこい話ですが、お土産やガイドブックも8名分用意されていて、よろしければお持ち帰りくださいとのことでした😅
ウエルカムドリンク
この「Fiore Suite(フィオーレスイート)」の乗客限定のサービスのひとつは、ウエルカムドリンクがあること。
八幡浜のかじ坊さんの、甘平(かんぺい)というみかんジュースです。
糖度が高くて、濃厚な味わいでした。










