誰にでも命があります。
誰もが代わってもらえない
たったひとつの命です。
その自分だけの命で
今を生きている実感を味わっていて欲しいと思います。
私も今までたくさんのことを経験してきました。
振り返ると全てが自分との対話だったと知ります。
仕事のことも家族のことも病気も
全部自分の欲求との折り合い、感情との折り合いの
落とし所探しでした。
どんな状況下でもその場面に直面しているのは
究極は自分です。
それが分かった時に世界が変わります。
例えばこんなことがありました。
私の持つスキルは職場では相当なものだという
自信が高じて、同僚の仕事の進め方を非難したり
無視したりしたことがありました。
今振り返ると大変鼻持ちならないヤなやつ!です。
でも、天網恢恢疎にして漏らさず。
そういう私にある日ガーーンと来る出来事が
ありました。
睡眠3時間というほどの連日の仕事の中で
あろうことか、私は初歩的なミス、
そう、なんと「計算間違え」をしたまま
税金関係の書類を作ったのです。
後輩がおそるおそる「計算間違いしています。」
と言ってきた時に私は一言
「あなたが見つけたんだから、あなたが直して!」
・・・・・・・・(▼▼メ)
その一言を言った瞬間でした。
自分の至らなさを痛感させられたのです。
本当に天から鉄槌をくらったように
頭脳はしびれ、心がギューーと冷たくなり、
暗い闇にぐらりと落ちそうになりました。
足元に大きな穴が開きました。
落ちたら最後!とからだのどこかで声がし
我に返りました。
その瞬間です。
メの前で色々なことがフラッシュバックしました。
自分の言ったことが相手の心に突き去るのと
同時に自分の中にはそれの何倍もの暗い
ギザギザの厭らしさが突き刺さり、自分を
割いていたり、言葉の根底には変な優越感があることや、
空疎な飢餓感、また無意味な承認欲が見えました。
まぁ、何て恥ずかしくも恥知らずだと
思いました。
実は私がその部門にいられたのは
会社のお陰であり、家族のお陰なんです。
する仕事があったのは必要としてくれる人がいて
支えてくれ、応援してくれる同僚や上司が
いたからなのです。
自分がその場、その場でどんな受取り方を
しているかで、見える事実が違ってきます。
私だけの命です。
どんなに優秀なスキルを持っていても、
煩悩にまみれていたら
スキルまでもが汚れてしまいます。
誰にも代ってもらえない苦しみや辛さも
気持ちしだいで
誰にも代わってもらえない楽しさや嬉しさに
変化することができます。
心の使い方を少しだけシフトアップするだけで
とても穏やかになる自分がいます。
自分の命の一滴、一滴を大事に毎日を過ごしたいものです。