先日、本を読んで
号泣した
その本は
「毒になる親」
特に刺さった
箇所が
わたしはいつの日か
自分の家が幸せな家庭に
なってくれたらという
幻想をいまここに埋める
わたしは愛情深い素晴らしい
親を持つことは永遠にないで
あろうということをいまここに
はっきりと自覚する
わたしはそのような親を
持てなかったことを
深く悲しむ
だがわたしはこの現実を
受け止める
そしてわたしはそのような
幻想には永遠にそして
心静かに別れを告げる
幻想よ
安らかに眠れ
いつの日か
親が頭を垂れて
悪かったと謝り
本心から仲良し
母娘になり
何でも話せて
お互いを理解し合う
そんな日が
永遠に来ないのを
うっすら
感じながらも
そのことに
目を向けず
来ないであろう
日を夢見ながら
いつの日か
母がわたしの
ことだけを
見てくれる
その日を
待ち続ける
幻の日を
わたしは
我慢する子でした
親を励まし
親を褒め
親が欲しいであろう
言葉を言う子でした
本音は言わず
言われたことは
やる
どんなに頭を
叩かれても
どんなにバカに
されても
どんなに怒鳴られても
一時は
距離を取るが
その後は
いつも通り
我慢して
親の言う事を聞き
またバカにされる
終わりのないループ
この子は
何をしても
怒らない
何をしても
親を
見捨てない
何をしても
許される
その我慢の仮面を
ずっとつけていた
我慢仮面は
自らの手でしか
外すことは出来ない
一度我慢仮面を
つけると
親は
我慢仮面をつけた
子どもとしてしか
認識しない
実は傷いていた
実は悲しんでいた
実は怒っていた
そんな
喜怒哀楽すら
わからない
ただ
何を言っても
何をしても
この子は
許してくれる
それだけを
親は信じ切っている
そうやって
自分が
傷ついていたことも
悲しかったことも
怒っていたことも
泡のように
消えていた
でも
消えたフリを
しているだけ
ちゃんと
いつまでも
残り続けている
我慢し続ける
我慢は
いつまでも
いつまでも
残り続けている
この
仮面を
自ら外さない限り
親は
何をしても
許してくれるこの子に
どんなに深い愛情が
あるか
わからない
そして
何をしても
許してくれると
信じている
親自身も
実はこの子は
絶対に親を裏切らない
という
何故か信じ切る
深い愛情がある
親もこの子も
お互い深い愛情が
あるのに
お互い違う方向を
向いている
そして
いつまでも
許してくれると
いう
深い傷つきから
いい加減
わたしを
解放してあげよう
これは
幻だったんだ
幻想よ
安らかに眠れ
