わたしの旦那さんは
昭和40年代生まれ
同じ年に生まれた
出生人数は
約210万人
長女ちゃんは
2000年代生まれ
出生人数は
約120万人
この人数の違いだけで
恐れおののく
旦那さんは
大学に行きたかったので
私立高校へ進学
私立高校は男子校で
先生がグーで殴る時代
その後
大学進学はせず
旅行関係の専門学校へ
就職では
面接で
尊敬する人を聞かれ
父です
と堂々と宣言し
見事に不合格
その後
就職先がなく
高校生の時から
バイトをしていた
親戚の酒屋さんで働く
そこから
転職は
8回を超える
就職氷河期と言われた
旦那さん世代
210万人
それだけの人数が
進学、就職を
同じ年にするのだから
よっぽど優秀か
よっぽど選ばれていなければ
落選するのは必然
一度落選すると
後から後から
他の年の人間が
やってくる
そのあとも
上手く軌道修正できれば
良いのだが
軌道修正が
上手くいかないと
落選続き
おそらく
旦那さんの同志
210万人のうち
希望通りの進学
就職を
勝ち取ったのは
半数以下ではないだろうか
それにしても
210万人の同志を抱える
旦那さん
今まで
能力がないとか
人間的にどうとか
性格的な問題が
とか
散々思ってたけど
そもそも
圧倒的な人数によって
舞台にすら上げてもらえなかったの
ではなかろうか
あの210万人が
今の日本を根底から
支えている
あの210万人が
いなければ
今、日本を支える人数は
どこにいるのか
210万の同志を抱える
旦那さん
希望通りの進学も
就職も
お給料も
すべて辛酸をなめつくしたけれども
それでも
210万の同志が共に戦い
共に涙し
共に進んだ
この時代は
間違いなく
今の日本の要です
そんなことを考えると
あのくそったれ
だった旦那さんが
急に
勇者に見える
おそろしい
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