怒り
それは
わたしを突き動かす
永遠のテーマ
わたしは
母から電話があると
無性に腹が立つ
その電話は
ただの報告であったとしても
怒りがこみあげてくる
母は何の悪気もないだろう
素っ気ないわたしに
早く電話を切ろうとする
自分の用件だけ話して
電話を切ろうとする
その行動が
もう耐えられない
罵詈雑言が
口から止まらない
ごめんねと言いながら
電話を切る
母を見ていると
とんでもない
悪者に自分がなったようだ
そうして
わたしの憂うつな一日が始まる
この怒りはどこからやってきたのか
ずっとずっと蓄積され続けてきた
怒りは
出しても出しても止まらない
わたしは
ずっと怒っていた
もっと大切にしてほしかった
授業参観もちゃんと来てほしかった
運動会も最後まで見てほしかった
もっと構ってほしかった
弟妹に許されることが
わたしには許してもらえなかった
優しくしてほしかった
あんなにバカにしてほしくなかった
夫婦ゲンカに巻き込まれたくなかった
話しをちゃんと聞いてほしかった
それなのに
今さら
歳を言い訳に
知らん顔してんじゃねーーよ
その怒りの原点は
わたしを大切にしなかったこと
わたしはわたしが
一番大切なんだ
だから傷つけられたり
無視されたり
わたしの価値を傷つけることに
怒っていたんだ
それは
わたしがわたしの価値を認めていないから
わたしは存在するだけで
価値がある
と心の底から言えないから
母が悪い訳ではないことは
もうずいぶん前から
わかっていたんだ
わたしがわたしを大切にする
こんなにシンプルで
簡単なことが
どうして
できないのだろう
今はその第一歩を
出したばかり
きっと
笑って話せる日がくることを願って
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