「何度言っても、指示通りに動いてくれない」

そんな同僚や家族に、イライラしてしまうことはありませんか?

このようなお悩みをよくいただきます。

今日は、このイライラの正体と、抜け出し方についてお話しします。

 



 

 

◆イライラの正体は「思い込みのズレ」

私たちは「一回言ったらやってくれるよね」

と当たり前のように思っています。

でもこれは、私がそう思っているだけ。

相手に「一回で必ずやります」と確認したわけでも、

約束してもらったわけでもありません。

一方で相手は、

「やるとは言ったけど、今すぐとは言っていない」

「他にもやることがある」など、

こちらとは違う考えを持っています。

 

この「捉え方のズレ」があるからこそ、

思った通りにならず、イライラが生まれるのです。



◆人は変えられない。だから自分の捉え方を変える

ここで大切なのは、「相手を変えよう」とするのをやめることです。

「この人は一回では動かない人なんだな」と、最初からそう思っておく。

それだけで、驚くほどイライラしなくなります。

イライラさせる人は、この世にいません。

相手の言動に対して、勝手にこちらが意味づけをして、

イライラしているだけなんです。



◆どうしてもやってもらう必要があるときの伝え方

とはいえ、仕事上どうしてもやってもらわないと困ることもありますよね。

そんなときは、次の3ステップで伝えてみてください。

1. まず「いつもありがとう、助かっています」と、いいところを認める
2. 「これを今やってもらえると、こういう理由でとても助かる」と伝える
3. 「どう思いますか?」「今のお時間はどうですか?」と、命令ではなく質問で聞く


命令や指示ではなく「どう思いますか?」と聞かれると、人は本音で答えてくれます。

「今できます」「今は難しいので、いつまでにやります」と、

はぐらかしのない返事が返ってくる可能性がぐっと高まります。


コミュニケーションは、誰からも教わらなかったスキルです。

だからこそ、学び、実践し、また学ぶ。この繰り返しでしか身につきません。

まずは今日、身近な一人との会話から、意識を向けてみてくださいね。