マアジナル : 田口ランディ

世界と自分の在り方を問う、魂を揺さぶる傑作長編小説!!
あの日、彼女は何を見たのだろう―。ともにUFOを呼んだ6人の運命は、1人の少女の失踪で狂い始める。6人の数奇な人生が再び交錯したとき、世界は静かに揺らぎ始め、目の前の現実が崩れ始める―。
田口ランディの作品は人を選ぶようなところが在り、一概にはお勧めできない。(笑)
でも私は好きな作家のひとりで、この本も興味深く読んだ。
UFOと言う現象は一体なんなのでしょう?
宇宙人の乗り物という概念は完全に否定した前提ですすむ、「UFOを見る」と言う事がその人の内面で何が起こっているのか?を考えさせられる。
筋肉少女帯で有名な大槻ケンヂはUFOと言う現象について、現代のリアルになぞらえたおとぎ話であると言う

つまり、宇宙人によるアブダクション、リップバーンウィンクルや妖精の輪、天狗の神隠し等々、揚々にして起こる不思議な失踪事件について国境文化を越えて妙に共通点があり、
この世の森羅万象の不思議なことは、実は繋がっていて、なんだか分からない奇妙な存在が、我々人類に対して、なんだか分からないイタズラを仕掛けていると考えないと解釈のしようがないってことなんです。
本書の結末は割とあやふやで、それについて憤慨するレビューも見たりするが、的外れな意見であろう。
何故ならばー―
なんだか分からない去妙な存在とアデプトできるのは常にあやふやな精神状態になった人物だけだと思うのよね。
境界面が合うと言う考え方は『裏世界ピクニック』にも似ているな。
お は り !
宇宙人はいると思う?
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