今日は友人のYさんの記念すべきコンサートへ
行ってきました。
Yさんは芸大卒業後、ミュンヘン音大でマイスターコースを
学ばれ、その後とある歌劇場のオーケストラに所属していました。
バイオリニストです。
ドイツでは音楽家は手厚く保護されておりますので、オケに所属すること
だけでも、生活の安定が保証されたようなものです。
ところが、Yさんは安定すると自分のやりたい音楽ができないことに悩み、
思い切って独立されました。それから早3年。
地道に生徒にバイオリンを教えながら、日本の歌をアレンジした曲や、ギターとのコンサート、
ピアノやファゴットとのコンサートを、規模は小さいながらも開催されてきました。
本日はYさんのバイオリンとピアノの演奏。会場はミュンヘン市内にある、Künstlerhausで
行われましたが、満席でした。
Zugabe (アンコール)の前に、彼女は、「9年前にドイツに来たときはたった1人で、友達も
いませんでしたが、音大で学び、歌劇場での仕事、そしてフリーとして独立してから多くの方々との
ご縁を頂き、今日は本当に沢山の方にコンサートに来て頂けてとても嬉しいです。」と
言っていましたが、本人も感無量だったのだと思います。
今地球には約70億人が存在すると言われています。この時代、出会った人々との縁は考えて
みれば大変な確率で起こったわけです。
色々な人とのご縁は、それが自分にとって、表面的に素晴らしいことであれ、つらいことであれ、
全ては自分の学びに大切なものです。どのご縁にも感謝の気持ちを忘れずに生きていきたいものです。
感謝をこめて。