ニンフェンブルグ城(Schloß Nymphenburg)は
白鳥城でお馴染みの狂王『ルードビッヒ2世』が生まれたお城です。
ミュンヘン中央駅からトラム No. 17(路面電車)で15分程で到着します。
私はこの優美で品性のあるお城が大好きです。特に庭園が素晴らしい!
比べるのも何ですが、ポツダムにあるサンスーシーよりもずっと華麗で素敵です。
散歩する人やジョギングする人の心を和ませてくれる小動物、池、そして緑深き木々。また、広大な
庭園の要所要所に小さな洋館の小型版もあり、中々興味深い造りの庭園となっています。
また、お城の前には整備された水路があり、そこに沢山の白鳥を見ることができます。
『狂言』はなんとMozart "Zauberflöte"『魔笛』からの創作狂言です。
興味のある方はこちらもご覧下さい。
モーツァルトの時代には、オペラ音楽が一般大衆向けに器楽曲に編曲されることはよくありました。
そこにヒントを得たブレーメンのドイツ室内フィルハーモニー管弦楽団の管楽ソリスト達は、個々の器楽
の楽節を日本語のテキストと演劇で繋ぐことを思いつき、日本の有名な茂山家の狂言師との共演が
実現したのです。ですので元のアイディアはドイツ側にあったのです!
さて、舞台についてですが、話を現代風にアレンジしており、まるで大阪の漫才を聴いているようでし
た。
女王役がアミタイツで登場し、SMのごとき鞭で打ちながらの演技など、多少品性に欠けているかな
ということもありましたし、笑いもドイツ人が受けるようなダイレクトすぎるな...、と
思ったりもしたのですが、楽隊との大変息のあった演技が面白く(舞台の途中で
太郎冠者が赤ワインを楽隊一人一人に振る舞い、自らも飲むなど。)、
2時間十分に楽しみました。
以下写真をお見せしますね。
役者さん。


役者の方、楽隊の方、舞台関係者皆さんにバラを一本ずつプレゼント。

そしてその後、Der Lange Nacht der Musik (音楽の長い夜)という、ミュンヘン市のイヴェントを
楽しみました。ミュンヘンでは毎年1回、5月に夜8時から朝3時まで、市内のあらゆる博物館、コン
サートホール、バー、カフェなどでジャズやクラシック、ブルースなどなどありとあらゆる音楽を
一律15ユーロで楽しめるビッグイヴェントがあるのです。
どこにでも行けて音楽を楽しめて交通費込みでたったの15ユーロ!
私はドイツに来る前、博士論文で超多忙な生活を送っていたにも関わらず、本気で
邦楽、笙の笛を学ぼうと思っていたことがありましたが、結局実現しませんでした。
(リコーダーはかなりやっていました。)
今回は笙の笛の独奏、尺八の独奏がミュンヘン民族博物館で行われ、しっかりと聴いてきました。
パイプオルガンのように何本間のパイプで構成されており、息づかいでまさにパイプオルガン
のような演奏ができるのです。今回披露された曲は現代曲ですので、私の好みではありませんでした
が、邦楽がこのようにヨーロッパでも紹介され意外な音楽性の幅を見せるのはこれから特に
大切なことではないか、と思います。
尚、ミュンヘンで今回演奏された笙の演奏者の方のお名前は『真鍋尚之』さんです。
ホームページはこちらです。
ホームページを開くと音楽が流れてきますが、この曲を昨夜演奏されていました。
感謝をこめて。