ストレスフル・バカンスーNo2 | イタリア・フィレンツェでいまを生きる

イタリア・フィレンツェでいまを生きる

ハッと気づいた事、日々のこと。
ちょっと特別なことなど書いています。職業は「ぴろこ」です。

続き☆

そう、バルビは完璧主義者・・・。
 「これはこう!」「あれはああ!」と、ガチガチに頭で決まっていて、例外がないのです。
ハム買うにしたってさあ~ビックリする程高いのを買ってるし。
セコいようだが、一応折半するんだから意見聞いて欲しい・・・まあ、「もっと安いので」なんて言おうものなら
トクトクとなにやら(イタリア語でよくわからんが)説明するのだろう。

 そんなこんなで当日。
直前にバルビの旦那用の朝食用ビスケットを買って来るようにとの
電話が義母の所にあったらしい。

準備がいつもギリギリまでかかる、モシモシ(夫)は
自分のせいで時間が押しているのも顧みず、「こんなギリギリにモノ頼むなんて
非常識や!」と激怒。
 いや、どっちもどっちやけどさ・・・

バルビ一家の住む町を経由し、合流してなんとか1時間半かかって山奥までやってきた。
バルビは疲れきった顔で「私も荷物を運び入れるわ!男性だけにやってもらうなんて私の辞書になはいの!」
っていうか、アンタの乳飲み子と走り続ける息子は誰が見るねん・・・

 私が見ました・・・。
甥っ子のボールが受け取れず、そのまま転がって行って川に流されて行ったとさ。
ボールまでつかまえられへんし。


荷物が入って、ほうほうのていで部屋に子供達を連れて行くと
怒り狂っているバルビ。
「あんたはアホや!部屋も見ずにこんなとこ借りて!こんな汚いとこ一瞬だっていたくない!!」と弟(モシモシに)に怒鳴っている。

あ~あ~~~~むっ
面倒。
こんな雰囲気悪い所&空気の所に私もいたくないし、「荷物まだほどいてないし帰ろう!」と私。
「家の片付けは完全にしちゃったし、大量のあの食料も今から持って帰るなんていやよ!普通なら出来ないでしょ!」・・・・ほな、諦めろ~~~~
嫌なら帰れ~~~~

 いつも心配りが細かくて、人間として大好きなバルビ。
それだけに、イライラしてて楽しそうじゃ無いのを見ると辛い・・・。

 確かにアパートは汚かった!
掃除は3ヶ月前にされたそのまんま(つまり汚い。その前に誰も泊まりに来なかったってことです。そら、そうやわ)
冷蔵庫には暑さで生えたカビ・・・バストイレは排水溝の強烈なにおひ。
水道の水を出す度に激しく飛び出す摩訶不思議な蛇口・・・
窓からは大量の蠅が飛び込んでいらして~~~♪
 私達の部屋のベッドはばっちり壊れていて、腰痛持ちの私は腰が痛くて、
朝の4時半まで眠れず・・・(翌日変えてもらったけど、ベッドは段違いで、それも結局すごーく寝辛かった)

 とはいえ、バルビはすかさず一番大きいタンスのある部屋に
誰に断るわけでもなく、さっと荷物を置いていた。こういう所はちゃっかりしてはる・・・。
 怒りに煮えたぎった彼女は、そのアパートを管理しているレストランの
オーナーの息子を呼び出して怒鳴り散らしてました。
「こんな最悪なアパートを貸しているなんて信じられない!!もし、ファミリーで来るなんていう客がいたら、私だったら来ない方がいいって先に言うし、パンフレットにも敢えて載せないわ!怒り狂ってるけどここまで来るのは大変だから仕方ないからいるのよ!今からは帰れないでしょう?」
(いやいや、全然帰れる距離やから・・・!)
オーナーの息子は眉間に皺を寄せて
「俺もこんな部屋でバカンス過ごしたくないなあ。とにかく、割引します」
だって。
なんじゃそら!
 こっちの人はどんな立場になっても「ごめんなさい」と言わないのですよ。
 

 もう、こうなったら諦めて楽しく過ごすようにするしかないと私は思うけど、
いる間中、「こんな所には一秒だっていたくない!」と顔をみる度言ってたなあ。
 彼女の旦那は「こんな所耐えられない」と言ってあと1日休みがあるのに
さっさと子供と妻を置いて帰って行きました。

 旦那のいない彼女の為に子供の世話を、モシモシと代わる代わる見たけど・・・
でっかいため息つきながら
「今日も眠れなかった・・・」と不機嫌な毎日。



私が3人の子供の世話をしてて、自分の用意も出来やしないのに
自分はサクサク準備して
「私は一秒でもここにはいられないから、先に行くわ!外に出なきゃなんの価値もないんだから、こんなとこ!」と言われたあかつきにゃあ、
「おー!待ちや!今まで子供の世話してたんは私やで?」と言い返しました。
が、「それが?」って感じ。

 そういう所もは?って感じ。

 普段の彼女とはあまりにも違う・・・
ってかこれが本性か・・・
疲れすぎて、人に当たらないようにし~よう、って思うばかり。

ちなみに風呂が臭いし気色悪い、という理由でバルビも彼女の子供達も
シャワーを浴びたのは滞在中1回だけ。
 いくら涼しいからって、それってどうよ・・・ガーン
ちなみに、私らは毎日風呂入りました。ほんとーに排水溝は臭かったけどさ。



 他にも「マジで?」という事が山のようにあったけど、
おいおい(ネタの無い日にでも♡)書きます。
 あ、宿泊費は1週間で420ユーロが300ユーロになりました。
バルビのあの辛辣な抗議があってのこと・・・不幸中の幸い?

 無理して夜の散歩に付き合って身体を冷やした&このストレスフルな環境に
すっかり参って、胃腸を中心に身体を壊しました。

 帰って来てすぐ医者に行って、それからおかゆの日々・・・。
モシモシもこの日曜まで休みだったけど、かなりタフな彼も下痢気味で
揃って病人食・・・あ~金輪際人とバカンスは行けない!
そして、色々言い返せるだけの語学力を身につけたい・・・ガーン

 ちなみに娘は帰ってからも元気もりもりで、連日おじいさんと、
遠くの公園へ行ったり、移動遊園地に連れて行ってもらったりして
食欲も衰えず元気モリモリでした。

楽しかった?と聞くと
「おじいさんと楽しかった!」とニコニコして言う娘。
マンマはあんたに癒されてようやく元気になったよう~ラブラブ!