訪問介護の利用者さんが
そっと見せてくれた一枚の写真。
春の日差しを浴びて咲く紫の花。
目が不自由になり、
外に出るのが億劫になっていたその方が、
訪問リハビリを通して、
自分の足で歩き、
たどり着いた景色。
「見えたのが嬉しくてね。
すごく綺麗だったわよ。」
そう語る利用者さんに、
理屈では表せない尊さを感じた。
私たちはつい、
もっと遠くへ、もっと沢山、
もっと派手なものを、
と求めてしまうけど
足元にある小さな変化に
「幸せだ」と感じられる感覚こそが
人生を豊かにしてくれる。
その花の名前は「ムラサキカタバミ」🪻
「ムラサキカタバミ」は、
夜になると葉を閉じて眠るのだとか。
利用者さんは元看護師。
夜勤のとき、
目を酷使してしまったそうだ。
「ムラサキカタバミ」は
メッセージを届けに来たのかも知れない。
「目をしっかり休めてね。
私だって夜は葉を閉じて休むのよ。
そして、またお会いしましょう🪻」と。

