南イタリア旅の最終日は、シチリア島東南部のシラクーサ(Siracusa)から。
ここは古代ギリシャの科学者アルキメデスの故郷として知られ、
紀元前の栄華をいまも静かに伝える街です。
最初に訪れたのはアポロ神殿公園。
風に揺れるオリーブの木の向こうに、古代の石柱が並び、
時の流れがゆっくりと溶け込んでいました。
続いてギリシャ劇場と円形闘技場へ。
周辺の遺跡
旧市街のドゥオモ
『マレーナ(シチリアの美しい伝説)』のロケ地として知られ、
映画の中で見た情景が、目の前で息をしているようでした。
そして街並み
ランチは今日も中華。
イタリア滞在中、何度か中華に助けられましたが、
ここのお店も本格的で、旅の最後にぴったりの優しい味でした🥢
午後はノートへ移動。
この街は「バロック建築の宝石」と呼ばれるほど美しく、
淡いハチミツ色の建物が夕陽に染まる姿は、まさに芸術そのもの。
中心にそびえるドゥオーモ(大聖堂)
ちょうどセレモニーが行われていて、関係者以外は中に入れませんでしたが、
扉の外から眺めるだけでも十分に荘厳で、胸がいっぱいになりました。
市庁舎
こうして念願だった南イタリアの旅も、これで円満に終了。
夕刻、港から船に乗り込み、
光の海の向こうマルタ島へ向かいます。
この8日間の旅で出会った街や人の笑顔を思い出していました。
それぞれの場所に、それぞれの物語があり、
その一つひとつが私の心の中で静かに灯り続けています。


















