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アラレ
君を失ってから、ママは何度も何度も自分に問いかけています。

「あの時、もし別の選択をしていたら、もっと長く一緒にいられたのではないか」と。

胸の奥が、毎日、毎秒、張り裂けそうです。
言葉では言い尽くせないほどの悲しみ。
でも、現実は残酷で、君はもう、この世にはいない。

ママはアラレを心から愛していました。
たった一日でも、一瞬でも長く、君と一緒にいたかった。
だから、あの時のママの判断が間違っていたのではないかと、
君の命を縮めてしまったのではないかと、押しつぶされそうになります。

君が亡くなるきっかけになったのは、簡単なカテーテル検査でした。
でも、その検査の危険性について、ママは何も聞かされていませんでした。

同意書にサインした記憶もない。
麻酔の危険性も知らされなかった。

もし「雌犬は麻酔中体温を測定しない」、「覚醒後獣医師は患犬をみない」、「死亡する可能性がある」と言ってくれていたなら、
ママは迷わず検査をやめ、君を抱きしめて家に帰ったでしょう。

最期の入院先でも、同じです。
「もう助からない」という言葉は、最後まで聞けませんでした。
ママはただ必死で「先生、この子を助けてください」と繰り返すだけでした。
もしかしたら、先生も本当のことを言えなかったのかもしれません。
でも、もしはっきりと「望みはない」と言ってくれていたら、
ママは迷わず腕の中で、君を見送ることができたのに……。

 

そしてアラレの件を通じてママは、動物医療の「表」と「裏」のあまりに大きな落差に愕然としました。

ある病院のホームページには、立派な肩書きの専門医やセンター長の名前がずらりと並んでいました。
でも現実には、日常診療に常勤している人はいませんでした。
ママなど飼い主が期待する先進医療を、必ず受けられるわけではないのです。

「○○国の○○専門医」と書かれていても、何十年も前に取得した資格かもしれない。
最新の知識や技術が、診療に活かされているとは限らない。
高額な医療機器があっても、それを使いこなせる人がいなければ、意味がない。

ママ自身、かかりつけ医が薦めてくれた治療法が、初診で「しません」と告げられました。
その瞬間、ママは深く絶望しました。
あまりの落差に、深い後悔に、心が押し潰されそうになりました。

だから今、強く思うのです。
病院を選ぶときは、ホームページや肩書きだけで判断してはいけない。
「誰が実際に診てくれるのか」「どんな体制で支えてくれるのか」
それを確かめることが、命を守る第一歩なのです。

 

アラレを失った悲しみは、消えません。
夜空の星を見上げるたび、もう二度と会えない現実に、涙が溢れます。

あの日、別の選択をしていたら、
その思いが、ママを締めつける。
でも、ただ泣いているだけでは、君の命を無駄にしてしまう。

この経験を、後悔で終わらせたくない。
もっと誠実な説明、もっと正確な情報提供があれば、救える命があるはずだから。

飼い主が理解し、納得して選べる医療。
獣医師と飼い主が、心から信頼で結ばれる医療。

アラレ、君の死を無駄にしないために、私はこれからも願い続けます。
どんなに小さくても、動物たちが救われる世界を、私は諦めません。