「日日是好日」を見ました | グルコサミン博士のブログ

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樹木希林さん主演「日日是好日」を見ました。

 

 

あらすじ

20歳になった典子は母の薦めで同じ年でいとこの美智子とお茶を習うことになりました。毎回同じことの繰り返しと思っていたお稽古も季節ごとに入れ替わる掛け軸や器、美しい和菓子にも次第に惹かれていきます。

美智子は就職が決まると同時にお茶をやめて、しばらくすると結婚して故郷に戻り子育てを始めます。

典子は家を出て一人暮らしをはじめ、フリーライターとして日々を過ごしていました。

相手の裏切りで結婚にも失敗した典子。また、父親が病に倒れ、命を落としてしまいました。

 

しかし、日々を過ごしていく中で、お茶を続ける典子。

そして、お茶を通して自分の心と向き合い、自然の光や音、風を感じながら所作を学んでいきます。長い人生の流れのなか、四季を感じながら移ろいゆく自然。日本古来から続くお茶を通しての美しい人生物語。

 

感想

「日日是好日」は、「にちにちこれこうじつ」と読み、そもそも禅語であるようです。単純に「毎日が平和なよい日である」という意味で捉えている人も多いようですが、実はそうではなくて、「晴れの日も雨の日も、悪いことが起きた日でさえも、どんな日もかけがえのない1日なのだから、今という瞬間を大事にして生きなさい、そうすれば自ずと日日是好日の境地に至る」と解釈するのが正しいらしい。

 

なるほど。

人間はどこかわがままである。しばらく雨が続くと、スカッと晴れた日が恋しくなる。しかし、晴ればかり続くと、今度はしっとりとした雨の日が恋しくなる。雨上がりの晴れ間を見て、何となく幸せな気持ちになれるのは、雨の日があるからなのだ。そして、雨の日にも晴れの日にも、それぞれの味わいがある。それを感じ取れる心があるかどうかで、人生は大きく変化する。これが「日日是好日」の真意であるのですね!

 

お茶ではなくて、ちょうどお茶と同じような何となく敷居が高い習いことを始めようと考えています。少し真面目で理屈っぽい自分、知識と感性がゼロ。しかもシニア世代で始まるなんて無理じゃないかと迷い込みながらもなかなか一歩を踏み出せない。

 

映画中、茶道教室の武田先生(樹木希林)は、「理由なんて知らなくていい」、「お茶はね、まず形なのよ、先に形を作っておいて、その入れ物に、後から心が入るものなの」と語ったことは印象に残る。

そうか、これはお茶だけではなく、すべての習いことに共通している点でもあるのだ!まずは未知の世界に足を踏み入れて、そして時間をかけて覚えてゆく。細かい作法の向こう側には、どこまでも自由な世界が広がっていて、そこに「習いこと」の魅力があるのだ…。

「日日是好日」は私の習いことが始まるきっかけになりそうだ。