オランダの犬-安楽死の問題 | グルコサミン博士のブログ

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唯一問題になっているといえば、商業的・個人的な理由により飼い主やブリーダーが獣医師の元に持ち込み行われる動物の安楽死でしょうか。毛色や体格がスタンダードに合わないなどで売れ残ってしまった犬や、飼い主の手に負えなくなった犬たちが獣医師の手により麻酔によって安楽死されている状況は、「動物に苦痛を与えない殺方法」として合法であるのが現状です。

それに対し、動物保護団体は「方法は合法であっても、理由が不当であり、それを取り締まることが出来ない現行法には大きな穴が空いている」と厳しく指摘し、政府に法の改正を求めていますが、政府側は「方法が合法である(動物に苦痛を与えない)限り、個人の事情を問い攻める理由はない」との姿勢で平行線が続き、どうやら問題解決にはしばらく時間がかかりそうな感じです。

ちなみに、犬連れ旅行者にはとてもありがたいことに、町の中の至る所に犬の糞を処理するためのビニール袋の無料配布ディスペンサーが立っています。また自治体によっては、犬税の納税者には糞処理用ビニール袋1頭に付き4ロール(1ロール100×4400枚=約一年分)を配布するなどして飼い主に糞処理を促すことで、モラル向上を図る行政も行われています。

町の中には犬が溶け込み、そして人々と犬とがルールを守り、なんとなくオランダという国の几帳面さと大らかさのほどよい混ざり具合を感じたような、そんな感じを受けています。幸せな顔をした犬にたくさん出会うことができたのが、私にとってオランダでのなによりの収穫の一つです。