第9回グルコサミン研究会学術大会⑥ | グルコサミン博士のブログ

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9回グルコサミン研究会学術大会で、順天堂大外の五十嵐 庸先生が「サーチュイン1は軟骨細胞におけるグルコサミンの標的遺伝子である」を題に発表しました。



グルコサミンは、軟骨の構成成分として生体内で、グリコサミノグリカン合成に使われています。そのため、変形性関節症(OA)の予防・治療を目的にグルコサミンが服用されていますとともに、軟骨代謝に及ぼす作用を中心にグルコサミンの研究がされてきましたが、グルコサミンが軟骨細胞にある標的遺伝子へ作用することによって、その効果を発揮する可能性が考えられます。五十嵐先生の研究グループはサンチューイン遺伝子に着目し、軟骨細胞におけるグルコサミンの標的遺伝子について検討を行いました。



その結果、サンチューイン1~7遺伝子のうち、グルコサミンはサンチューイン1および5の発現量を有意に増加しました。また、増加の割合は長寿遺伝子とよばれるサンチューイン1のほうが大きかったです。この結果から、グルコサミンが軟骨細胞におけるサンチューイン1の発現を増加することによって軟骨保護作用を発揮する可能性が示唆されました。