イギリス旅行中、小さな田舎町でも大都市のロンドンでもたくさんの犬がいます。ほかヨーロッパ―各国に比べて、イギリスの犬たちがきれいなのが印象的です。
公園に行ってもリードを外すことが禁じられている日本と違って、イギリスでは犬たちが自由に駆け回っています。広々とした公園を嬉々として走り回る犬たち、新鮮な空気と美しい風景を楽しみながらゆっくりと歩く飼い主、これはイギリスの公園でよく見られる光景です。尻尾を振って嬉しそうに「ボール投げて!」とせがんでいる犬を見ると、思わず頬がゆるみます。イギリスでは飼い主が手で投げるのではなく、テニスのラケットでボールを遠く打って、犬が拾ってくるというのが普通です。
大抵の犬は名前を呼べば、ちゃんと飼い主の元に戻ってきます。
また、イギリスでは電車やバスに大型犬でも普通に乗れて、気付くと足もとに犬が寝そべっていることが珍しくないとききます。
さらにイギリスでは、躾けがきちんとされていれば、高級なホテルでも宿泊できます。なんとバッキンガム宮殿の裏にある豪華な5つ星ホテル「41」はペットコンシェルジュがいるほど、ペットにやさしいホテルだそうです。
イギリスの飼い犬は「ペット(愛玩動物)」というより「家族」に近い存在です。
ペットショップをはじめ、スーパーでも犬の餌や首輪などは売っています。子犬をウィンドウに飾ったりする光景はほとんどみません。犬を飼いたい人は、知り合いに譲ってもらうか、ペットのブリーダーに直接依頼するか、あるいは、ペットのシェルター(飼えなくなったペットを保護する場所)に申請し、家族の構成や職業、環境等の厳しい審査をクリアーしてからということになるそうです。
でもハロッズのペット王国には子犬を売っています。ただし、日本のようなケージではなく、子犬たちが広いスペースにみんないっしょに遊んだりしていました。当然カメラの撮影が禁じられています。
遠い遠い昔から犬と生活を共にしてきたイギリス人は、犬にとって何が一番幸せなのかをよく知っている気がしました。
うちのアラレはおばあちゃんちで大切にされながら過ごし、迎えの時はいつもごとく感動の再会を果たしました。


