講師によるスピーチ終了後、パネルディスカッションに入った。質問は事前にフォーラム進行中に集められたアンケートが中心である。
トクホにについてエコナの問題で、トクホの審査基準が問題となった。2011年4月の消費者委員会では、多くの委員から「トクホ」の見直し、廃止の意見も出たという(清水教授)。結果的には、基本骨格を残し、更新性を導入(審査基準の統一化)することで結論が出されたらしい。しかし、本当にそれで必要・十分であろうか。
驚いたのは、「トクホ」商品「キシリトールガム」の摂取方法である。「積極的に虫歯を予防したい方は、1日5回、毎食後と間食後、お休み前に1粒噛むことをお奨めします。~ガムを噛む場合は、味がなくなってもそのまま5分~10分噛むことをお奨めします」である。この状態で、3カ月経つと虫歯になりにくくなるらしい。はたして、このことを順守して、ガムを噛んでいるかどうかはとても疑問だ。これで基準と言えるのであろうか。
健康食品は、医療と並んで、国民の生命に直結する重要な話題だ。先生方には今後も、さらに議論を深めて頂き、従来の「聖域」にまで踏み込んで、真に国民が納得いく方向性を示して欲しいと思う。
