ヒロシマ・ナガサキ・第五福竜丸・フクシマ | グルコサミン博士のブログ

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人間は、というよりも生物は食物に相当するものを食べなければなりません。
これはあまりにも自明のことです。

それでは、空腹の限界に達した場合、毒キノコをたべてよいのでしょうか。
あるいは渇きの限界に達した場合、海水を飲んでよいのでしょうか。

すでにおわかりのように、利潤と経済を最優先する論理にもとづく原発有用論者たちの主張を年頭に浮かべての「問い」、もしくは「反問」です。

杜甫の「春望」の冒頭に

「国破れて山河在り」

とうたわれていますが、原発の事故はその「山河」だけでなく、大地も海も、さらには空気までも奪ってしまいました。

66年前にはヒロシマ、ナガサキにアメリカの原子爆弾を投下され、人類としてはじめて、しかも二度も大量被爆体験をさせられ、
52年前には第五福竜丸の漁船員がやはりアメリカの水素爆弾の実験による死の灰を浴びせらた。

そのような国の民衆、とりわけ、その影響を最も受けやすい子供たちが、
彼等自身は一切それに同意をしたことのない「原発推進」という人類、否、生物、否、地球自体への「最悪の加害行為」の「最悪の結果」として、
4度目の核の被害として、微量被爆の体験を強いられている。

われわれ大人は、とくに原発に反対しつつ、それを深刻にうけとめて「4度目」を阻止しようとしなかった大人は、どのような責任の取り方をするべきか。

66回目の8月をむかえた今、私(ツレ)は答えを見出すことができず、

むなしく、福永武彦の小説、『死の島』を読み返しています。

国破山河在   国破れて山河在り
城春草木深   城春にして草木深し
感時花濺涙   時に感じては花にも涙を濺ぎ
恨別鳥驚心   別れを恨んでは鳥にも心を驚かす
烽火連三月   烽火 三月に連なり
家書抵万金   家書 万金に抵る
白頭掻更短   白頭 掻けば更に短く
渾欲不勝簪   渾て簪に勝えざらんと欲す