日経メディカルオンライン、上腕血圧の左右差が大きいと脂肪リスク上昇の可能性、血管リスクが高くない高血圧も。6月18日からミラノで開催された第21回欧州高血圧学会で報告された。
イタリアで実施されたInCHIANTI研究では、上腕収縮期血圧の左右差のカットオフ値を15mmHgとして、高血圧患者505例を2群に分け、6年間追跡した。その結果、血圧差15mmHg以上の群では同未満の群に比べ、心血管死亡リスクが有意に上昇していた。 また、スコットランドで実施されたAAA(Aspirin in Asymptomatic Atherosclerosis)研究でも、高血圧患者764例を10年間追跡したが、血圧差10mmHg以上の群は同未満の群に比べ、心血管死亡リスクが有意に高かった。
左右差の存在は末梢血管病変の兆候だと考えられ、上腕における血圧差を積極的に調べて管理すべきだと。
家庭でも血圧管理されている方、左右差にも気をつけよう。