黒澤教授は変形性膝関節症の治療現状について以下のように述べられました。
高齢者の関節疾患のほとんどは変形性膝関節症である。従来より、抗炎症剤(NSIAID)の内服、ヒアルロン酸の関節内注射(日本はヒアルロン酸注射大国といわれているそうです。)、そして電気やマッサージなどの物理療法、あるいは放置して手術を待つという治療法は現場に用いられています。
これらの治療の問題点は黒澤教授は以下のように分析。
①治療の非効率性
②一時的な対症療法に過ぎない
③患者にとってもの非経済性(金銭、時間)
④受身で、受動的な治療である
⑤年毎弱って行くことを無視
⑥患者の治療意欲を無視
このような現状を改善すべく、望ましい治療戦略は以下に挙げられる。
A、自助療法
B、能動的な治療
C、負担を最小限に
D、エビデンスに基く
次回は運動療法に及ぼす変形性膝関節症の有効性を紹介します。